佐藤健主演の実写版映画『亜人』をIMAXで観てきました!!!
私自信、亜人の原作がすごく大好きで、アニメもすべて観てきました。それで、待望の実写化ということで、ワクワクする反面、大丈夫かなとの不安も正直ありました。
ほんの少しネタバレもはさんでしまいますが、「実写版亜人を観てきた感想」や「原作やアニメ版とのキャラクター設定やストーリーの違い」などをまとめました。
これから観ようかどうか悩んでいる方の参考になればと思います。
現在映画は終わってしまいました。実写版亜人を無料で見るなら以下のサイトから視聴可能です。
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※この記事の配信情報は2018年7月28日時点のものです。配信が終了していたり見放題が終了している場合もありますので、最新の配信状況については各ホームページもしくはアプリをご確認ください。
映画「亜人」の公開日やキャストなど概要
映画の公開日
公開日は2017年9月30日(土)。全国の東宝系にてロードショー。
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皆様のご支援のおかげで
映画『#亜人 』 #本日公開 です‼️命を繰り返す新人類の
エンドレス リピート バトル
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— 大ヒット公開中‼️映画『亜人』公式 (@ajin_movie) 2017年9月29日
映画「亜人」の設定・ストーリー
【ストーリー概要】
2015~16年に劇場3部作とテレビシリーズ2期でアニメ化もされた桜井画門の大ヒットコミック「亜人」を、「るろうに剣心」シリーズの佐藤健と「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が初タッグを組み実写映画化。
2017年、東京。研修医の永井圭は、交通事故で死亡した直後に生き返ったのをきっかけに、絶対に死なない新人類「亜人」であることが発覚する。亜人研究施設に監禁されて非人道的な実験のモルモットにされた圭は、同じく亜人の男・佐藤によって救われるが、佐藤は国家転覆を狙い大量虐殺を繰り返すテロリストだった。同じ亜人として佐藤の思想に共感できない圭は、亜人と人類の壮絶な戦いに身を投じていく。不死身のテロリスト・佐藤役を綾野剛、厚生労働省の亜人担当職員・戸崎役を玉山鉄二がそれぞれ演じる。
映画を見る前に知っておきたい用語解説:亜人とは
「亜人」って言われても意味分からないですよね?笑
私も原作を読む前、まったく分からなかったです。上でも、絶対に死なない新人類「亜人」と書いてますが、これだけじゃ本当に意味が分からないうえ、この亜人という意味がこの映画のすべてといっても過言ではないので、すごーく簡単に解説します。
【亜人(あじん)】
・殺しても「絶命」⇒「蘇生」を繰り返す。
・亜人にしかない能力(IBM※など)を使える。
・見た目は普通の人間と変わらない。両親が人間でも亜人は生まれる。
・自分が亜人かどうかは、死んでみないと分からない。
※IBMとは、黒い粒子を放出して戦うことができる、亜人だけの能力。その形状は宿主によって異なる。(引用:パンフレット)
映画「亜人」のキャストと原作との設定の違い
(主人公)永井圭役:佐藤健
本作の主人公。国内3例目の亜人。
原作やアニメでは高校生の設定でしたが、実写映画版では研修医という設定です。佐藤健さんの実年齢が27歳だったので、高校生では無理があったのでしょう。
佐藤役:綾野剛
圭の宿敵の亜人。
こちらも原作だとかなりのおじさんだったのですが、綾野剛を起用したことにより、若い設定に変えてます。原作ではベトナム戦争などに参加した経歴を持つ軍人とされていますが、映画版では20年間の間厚生労働省に被検体として拘束された男という設定に変更されています。ベトナム戦争経験者となると綾野剛の年齢では若すぎますからね~。
戸崎優役:玉山鉄二
冷酷なエリート官僚。厚生労働省亜人管理委員会のトップ。人間?
特に設定の変更はなし?ミントのタブレットを異常なまでに食べる癖をもっと出して欲しかった。
その他のキャスト:あのヒカキンも登場?笑
田中役:城田優
国内2例目の亜人。政府に囚われ、2年間人体実験され続け人間を恨んでいる。
奥山役:千葉雄大
佐藤の仲間。ハッキングが得意。人間?
下村泉役:川栄李奈
戸崎の秘書&ボディガードの亜人。川栄さんってこんなアクションできるの?って驚きますよ。
永井慧理子役:浜辺美波
圭の妹。人間?
高橋役:山田裕貴
佐藤の仲間。殺戮を楽しむ亜人。
ヒカキン役:HIKAKIN(ヒカキン)
ユーチューバー(
出てきた瞬間飲んでいたコーラ吹きましたww
2回ほど登場シーンがあるので、探してみてください。
海斗などカットされてしまった原作キャラクター
・海斗
・中野
・オグラ・イクヤ
3人とも原作だと、超重要キャラクターなんですけどねぇ・・・^^;笑
約2時間という映画の上映時間ゆえカットされたのでしょうが、少し残念です。
「亜人」を観てきた感想・評価【ネタバレあり】
この映画を観て最初に思った感想は、ストーリーで泣かせる映画ではなく、アクションを楽しむ作品であることです。
観る前の私は、亜人であることゆえ迫害を受けたりしてつらい思いをする主人公や周りの人間の心情を描く感動超大作的な作品かなと予想してましたが、いい意味で裏切られました。笑
主人公以外の登場人物の過去の背景などは、一切映像化されていないと思ってください。例えば、下村が戸崎を慕う理由や佐藤が人間を恨む理由などは、一言あるくらいで、他の亜人に関してはすべてカットです。
ただ、2時間弱の上映時間に収めなくてはならないとなるとカットして良かったのかなと思います。
実写版映画「亜人」の流れ
ネタバレになりすぎてもあれなので、簡単な流れだけ記載します。
【映画の流れ】
①佐藤が圭を人体実験から救う(1stバトル)
②圭の逃亡生活
③妹の病院での田中vs下村の亜人バトル(2stバトル)
④佐藤の厚生労働省テロ(3stバトル)
⑤圭vs佐藤の最終決戦(4stバトル)
流れを①~⑤という感じでざっくり分けれるんですが、②以外はほとんどアクションシーンです。そのほとんど、綾野剛演じる佐藤のアクションです。
なんか主役の圭より、佐藤さんのほうが活躍してましたね。綾野剛かっこよすぎますわ。
亜人の良かった点
・説明過多な邦画とは違い、アクションに特化させたこと
最後まで観てから、ひしひしと感じますが、アクションに特化した映画にしたのは逆に良かったと思います。「亜人vs人間」、「亜人vs亜人」の容赦ないアップテンポな闘いに息つく暇がありません。テンポとスピード感がたまらない映画です。
「るろうに剣心」より、アクションは激しいです。
特に綾野剛のアクションシーンは見もの!
・綾野剛の全裸シーン
女性ファン必見です。男の私でも一目ぼれの肉体美でしたわ。佐藤健さん同様、この撮影のため、2年間もトレーニングしてきたみたいです。
・IBM(黒い幽霊)のCG
亜人の1番の能力で黒い幽霊のようなIBMといわれる物質を出せます。ジョジョのスタンドを科学的にしたようなものです。永井圭のIBMの声は人気声優の宮野真守さんです。アニメ版の永井圭役を演じていた人ですね。
・主題歌など音楽がカッコいい
なお、主題歌はTHE ORAL CIGARETTESの「BLACK MEMORY」です。
・永井圭の妹の役割が原作よりも重要に!
あまりストーリーがない映画でしたが、兄妹の絆は、原作よりもよく描かれているなと思いました。
亜人の悪かった点
・原作のストーリーや重要キャラクターの大幅カット
ストーリーがほとんど語られないため、原作を知らない人には、内容を理解するには難しいというか不可能でしょう。もう少しストーリーを語っても良かったのかなとも思います。ただ、亜人って難しい漫画なので、数分語ったところで、理解はできないでしょうから、今のままの方が、作品としては、締まっていていいのかもしれません。
・脇役の説明が少ない
原作の亜人を読めば分かりますが、脇役も含めみんないいキャラしているんですよね~本当。ただ、残念なことに映画版では説明が雑でした。
・冒頭から人体実験(拷問のような)のシーン
単純に私が苦手なのですw
亜人は観に行く価値ある?行く価値ない?
当サイト恒例のこの映画「観に行くべきか、行かないべきか」を勝手に判断します。私と一緒に観に行った二人の独自見解をまとめた意見です。
結論からいうと、観る価値のある映画だと思います。
今年見た邦画の中でも、アクションシーンがダントツにすごい作品で、観ていてハラハラ、ドキドキして面白かったです。
上でも書いたとおり、ストーリーを楽しむというより、佐藤健と綾野剛の派手なアクションを楽しむ映画です。内容は、深くありません。「アクション:ストーリー=8:2」の映画です。
そのため原作を知らなくても、楽しめるように作られています。亜人とかIBMとか意味分からなくて?なところは多いでしょうが。
逆に原作どおりの展開を期待している人には、ちょっと残念に感じてしまうかもしれませんね。109分と言う時間では、最初から原作どおりの展開は無理だと思います。映画『亜人』は、原作に沿ったオリジナル設定&映画独自のオリジナルストーリーのケミストリー映画です。
この作品は「亜人(死なない人間)」という設定を活かしたアクション映画ってことを覚えて観に行っていただければと思います。アクションが好きな人にはオススメの映画です。
次は「4MX4D、4DX」で観ます
今回、邦画なので正直IMAXで観るか、普通に観るか迷いましたが、結果的にIMAXで観てほんとよかったです。体感型の「4MX4D、4DX」でも上映しているので、次はそっちで観たいです。
それくらいアクションシーンがかっこいい映画でした。IBMのCGもすごく良かったです。
もし原作を読んでいない人は、「亜人」や「IBM」の意味だけでも原作を読んで理解してから行くと、より楽しめると思います。「Kindle」なら今なら0円ですし。
マンガの実写映画化作品も面白い映画が増えてきましたよね。最近では「君の名は。」がハリウッドで実写化するニュース「実写版『君の名は。』がハリウッドで制作決定!主役はまさかのブルース・ウィルス!?」が話題を呼びましたね。
亜人ももしかしたら続きがあるかも知れないし、実写映画化作品も今後は目が離せませんね。
また良い作品を観たら紹介させていただきます♪
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