この記事では、つきたてのお餅を柔らかいまま保存する方法や、一度固くなってしまった餅を柔らかくする方法をまとめました。
「次の日も柔らかいお餅が食べたい!」と思う事ってありますよね。
色々な具をからめて食べられるのは、つきたての餅でしかできませんが、固くなってしまった餅もレンジで調理すればつきたて状態に戻せます。
また、餅は冷めると固くなってしまうので、柔らかい状態で長く保存するにはコツが必要です。
冬だと寒いのですぐ冷たくなるため、室温で置いておくと固まるのが早いです。炊飯器などに入れて温かい状態にしておけばちょっとは柔らかく食べられます。
つきたての餅の賞味期限や、柔らかいまま保つ方法、固くなったお餅を再度柔らかくする方法をご紹介していきたいと思います。
つきたての餅の賞味期限
お餅はつきたてでも、市販品でもカビが生えてなければ食べられます。
最近の市販品は、1個ずつ個包装されていているので、賞味期限もかなり長くなっています。
その感覚でいると、つきたて餅はあっという間にカビが生えるので、びっくりするかもしれません。
うちも実家からつきたて餅を毎年年末にもらうのですが、かなり大量なので食べるのが大変です。
もう結婚して何年も経っているので、私も毎年餅について対策を練っています(笑)
最初の年は三分の二ほどカビさせました。もったいないことしたものです。
昔の人はカビが生えても平気で食べていたし、ちょっとのカビは薬になると意味不明なことをいう人もいました。
しかしカビというのは水面下で菌を広げているので、青い点がぽつんとあるからそこだけ包丁で削って食べればよいというのもよくないということをテレビでやっていました。
ぽつんとカビがあったなら、その餅は全部がカビ菌におおわれていると言うことです。
お子さんが食べるとなったらなおのこと怖いので、見つけたら全部処分してくださいね。
ちなみに、すべてのカビに毒性があるわけじゃないですが、中には「アレルギー、発がん性、食中毒」を起こすものもあるので、食べないほうがいいということです。
食べきれなそうなら、早めにカットしたものをジップロックに入れて冷凍保存がおすすめです。
あるいはサイコロくらいに切って天日干しをするのもいいですね。
油で揚げるとおかきになってとってもおいしいですよ。
餅を柔らかいまま保存する方法
餅はどうしても時間と共に固まっていくもので、そのままにしたら石ころのようになります。
餅は冷えると固まっていくので、炊飯器などにいれて温かい状態をキープすれば多少はは柔らかいままで食べられるでしょう。
米屋さん情報では、ラップに包んで発泡スチロールに入れておけば1時間くらいは柔らかいとのことですので、長時間キープはプロでも難しいみたいですね。
最近はホームベーカリーに餅つき機能がついているものが多いので、家で作ってる人も多いですよね。
買った物ではなくて家で作ることができる人であれば、餅つきをするときに砂糖を入れると何も入れない餅よりは柔らかい状態が長持ちするようです。
和菓子屋さんの団子なんかも餅ですが、餅粉を砂糖水でこねているので2日くらい柔らかいです。
固くなった餅を柔らかくする方法
一度固くなってしまった餅は、手を加えないと柔らかくはなりません。
食べたいメニューによって変わりますが、つきたて餅のようにしたいのであればレンジで調理がお勧めです。
切り餅1個か2個くらいなら、耐熱ボールに餅がかぶる程度に水を入れてレンジで1分ほど加熱すると柔らかくなります。
お湯を入れてレンジにかければもっと時短になります。30秒くらいを目安に調整してください。
やりすぎると溶けてくるので、菜箸がすっと入ればもうできあがりです。餅だけ取りだして好きな味付けでお召し上がりください。
水でぬらしてから、お皿にのせてラップしてレンチンというのもやったことがあるのですが、それだと食べている間にどんどん固くなっていってしまいました。
お湯を火にかけて煮て柔らかくする方法もありますが、火が強すぎると中が柔らかくなる前に、餅のまわりがどんどん溶けていくので、ごく弱火で熱を通していくのがいいですね。
つきたて状態じゃなくてもいいなら、あとは焼いて食べるくらいでしょうか。
トースターとか魚焼きグリルなどでこんがり焼いて、しょうゆをつけて海苔を巻く、最強のコンビですね。
餅って小さい子供に食べさせるのに、喉につまったら怖いってところがあるので、一口サイズにカットしてから焼くほうがいいです。
つるんとしてるとうっかり喉につまるので、焼いてカリカリにしてあればよくかんで食べられるので、こっちのほうがおすすめかもしれません。
春巻きの皮にカットした餅ととろけるチーズを巻いて油で揚げると、すごくおいしいおやつになります。ケチャップつけてどうぞ。
固くなった餅を柔らかくする方法と柔らかいまま保存する方法まとめ
つきたてお餅を食べるのは最高のぜいたくですが、なかなか機会もないですよね。
目の前で餅つきをしていないと食べられないのですからね。
売っているのはつきたて餅だけど「のし餅」なのでそのまま食べる人はいないですし。
もしもつきたてのお餅を食べる機会があれば、その日のうちに食べてしまうか、今回紹介した方法を試して、保存してみてください。
ちなみに私は今年、餅つき機能がついたこのホームベーカリーを買っちゃったのです!
パナソニック ホームベーカリー 1斤タイプ ブラウン SD-BMT1001-T
たぶん実家からのし餅が届くとは思いますが、家でもつきたて餅を作ってあんころ餅やからみ餅なんかを楽しみたいと思います。
最近のホームベーカリーは、パンの他に餅やうどん、パスタなどもできて、とっても便利なのでぜひ見てみてください。
【あわせて読みたい】
柔らかい餅でも包丁にくっつかない簡単にサッとできる切り方