この記事では、映画館で一番快適に見える座席の位置をご紹介します。（どこの映画館でも共通して言えることなので、覚えておいて損はありません。）

皆さんは映画館でお気に入りの席はありますか？

映画を見るなら一番いい席で見たい！
「一番前の席」や「端の席」しか席が空いていないけど大丈夫？

そんな風に思う事ってありますよね。特に子供に見せるならいい席で見せてあげたいと思いますよね。

そもそも座席の位置によって見やすい位置、見にくい位置などはあるのでしょうか？

一般的に1番見やすく音響もすばらしい席は劇場の中央エリアです。

今回は、映画館の座席図の画像を用いて、具体的に『1番見やすい座席の位置』と『その理由』について解説していきます。

「前、後ろ」、「真ん中、端」、「3D、4D、imax」、「子供」の見やすい席や見にくい席などを順番にまとめました。

映画館の構造やスクリーンの傾きから分かる見やすい席のポイント

映画館の構造は劇場の床に傾斜がかけられ、階段を上るように席が配置されていて、前の人の頭が気にならないで観れるようになっておりますね。

基本的にはどの座席でも映画を楽しめるように設計されておりますが、前方の座席ではスクリーンを見上げ、後方の座席ではスクリーンを見下ろす必要があります。

また、各座席のサイドには専用のドリンクホルダーがあるので、映画館で買ったドリンクやポップコーンなどを置けるようになっております。

また、スクリーンですが端の席からでも見えるように中心に向かって曲がっています。

そのため、どの席でも気にならないで観れるようになっております。

ただ、それでもやっぱり見やすい席、疲れにくい席というのは存在します。

では、一体どこがもっとも見やすい人気の席なのでしょうか？

映画館の人気で見やすい座席シートは劇場中央エリアと通路側

結論から言うと、基本的には「劇場中央のエリアの座席」が一番見やすく、人気があります。もちろん人それぞれ好みはあったり、劇場により多少異なりますが。

オンライン予約などしてみると分かりますが、前後、左右からでも真ん中あたりから席が埋まっていきます。

次に人気で埋まりやすい席が、通路側です。

理由は、トイレなどに立つときにすぐに劇場から出て行けるからです。

トイレが近い方、子供連れの方にはおすすめの席だとも言えます。

そもそも中央の一番見やすい席が確実に確保できて運が良ければ両隣人がいないとかそういうコンディションのときじゃないと映画館行きたくない

— ウタゲンジュ方程式 (@utagech) 2015年12月20日

 

いつもは動きやすいよう端っこの席を取るけど、今日は通路前中央寄りの一番見やすい席！いつもはポッキーとペットボトル買ってくるけど、今日は映画館のポップコーンセット！さぁハードル上げまくったぞ！ http://t.co/sD8yfukExl

— ござろう (@gozarow) 2013年10月26日

映画館でど真ん中より見やすい席はある？自分のベストポジションの探し方

ただ、人によってはど真ん中というのがツライって方もいるんではないでしょうか？

映画館は自分の好みの席で、ゆったり観るのがいいですよね。

真ん中の席は左右上下に人がたくさんいるので、気を使ってしまって、ゆっくり観れないという人も多いです！

音響を堪能したいという方は中央エリアに座ることをオススメしますが、音響とかはなしにゆったり映画を楽しみたいという方は、以下の法則で席を決めると良いでしょう。

さて、ここで質問です。

貴方はお家のソファなどでくつろぎながらＴＶを観る際、どちらに寄りかかって観ていますか？

右側に寄りかかって観ていますか？それとも左側ですか？

大勢の人の中で2時間、ゆったりと観るためにはリラックスした状態で映画に集中したいものです。

もし、右側に寄りかかっているという方は左側に。左側に寄りかかっているという方は右側に座って観てください。

何故かというと、普段の寄りかかっている方向で観る事に貴方が慣れているからです。

だからと言って一番端っこを選ぶのも違います。

真ん中からほんの少しだけ右か左かに配置されている席を選びましょう。

そして、右か左どちらかに決めたら今度は上下です。

なるべく自分の視線から垂直に画面が見える席を選びましょう。

映画館で邦画や洋画（字幕あり）を観る場合に見やすい席はどこ？

じつは映画のジャンルによっても見やすい席が違います。

邦画や洋画、アニメなど様々なジャンルの映画をやっていますよね。

邦画は特に問題ないのですが、問題なのは洋画です。

日本語吹き替え版を観る方は字幕を見る必要もなく、邦画の時に自分にとっていいなと思った席でよいのですが、字幕がある場合は違います。

字幕がある映画を観る場合は、字幕も目で追わなくてはいけないし、映像も楽しみたいですよね。

洋画を字幕で観る方は後方の座席に座るにしましょう。

あまりにも前に座ってしまうと字幕と映像両方を目で追わなくてはならないため非常に疲れます。

近すぎると字幕が見づらいのです。

ですから、字幕ありの映画の場合は後ろの席で観る事をおすすめします♪

映画館の一番前や一番後ろ、端の席は見やすい席？見えにくい席？

さて、人気の映画で混雑している時だと、どうしても好きな席が空いていないなんてこともあります。

事前に予約をしていればまた別ですが、予約をしていない場合、良い席は大体なくなってしまいます。

そしてあるといえば1番前の席か1番後ろの席ですね。

こちらの席は比較的不人気で空いている席なんではないでしょうか？

ちなみに私はどちらも座ったことがありますので、その時感じたメリット・デメリットを紹介します。

映画館の一番前の座席に座るメリット・デメリット

1番前の席の印象は映像が近い上に、しっかり上を向かないと全体が見れないため、首が疲れた思い出しかありません。

逆に、1番前の席の利点だと思ったことは、入り口に近いということですね。

特にお子さん連れのお父さん、お母さんは見ている最中にお子さんが「トイレ行きたい…」となることもあります。

そんなときに抜け出しやすくてよかったなぁと感じました。

他にいいことと言えば、自分の前に席がないので、足を伸ばしたりしてゆったりした気分で映画を見れることですね。

しかし、それも真ん中の席でなければの話です。

どうしても、真ん中や1番前でも入り口から遠い席だと、他のお客さんが楽しんでいる最中に抜け出すので集中を途切れさせてしまう場合があります。

子どもと見る場合に多少のメリットはあるにしろ、やはり私的には苦痛の方が強いので、1番前の席はおすすめしません。

映画館の1番前の席、2列目の席、3列目の席くらいまでの席は本当賛否両論ですね。

映画館で見る時、画面の端が分かるのが嫌だから前めの席にする。端っこが見えてしまうと俯瞰してしまう。あと映画館の音響が好き。オーシャンズ8みたいな音楽が引き立ってる映画はテンション上がる。

— d (@QUACK_1934) 2018年8月19日

 

できるだけ足を組み替えたり動いたりしても目立たない席は中通路前か、映画館の後ろの方、またはめっちゃ前（人が少ない）がおすすめ。

— ミツビシ (@mitsubisi) 2018年5月26日

 

いつも映画館の一番前の席でそっと靴脱いで映画見てる
寒くなったらそっと履いてる

— ジロ (@jiroarum) 2018年8月20日

 

先日、ちょうど上手い具合に時間が空いたので『コード・ブルー』観ました。

ただ、出先の近くの映画館だったので席は一番前。
常に頭上げながら観てたから、首と肩が若干やられますた。

でも、それ以上に面白かったから良しとしよう！

…出演している知り合いを見つけられなかったのは心残りだが。

— こじぃー@小島 英樹 (@koji0326) 2018年8月15日

 

映画館の前方かつ端のほうで首肩が大変な痛み 映画館の前方席はサイドシート扱いにして別販売にしてほしい…痛い…

— 安田 (@ccyasu) 2018年8月19日

映画館の1番後ろの座席に座るメリット・デメリット

そして、1番後ろの座席ですが、じつはけっこう人気のある位置でもあります。

映画を観る際に気になってしまう事って、やはり前後の席の人だったりしませんか？

いいシーンで急に前の人が立ったりすると、少し「え…」って思いますよね。

それは自分も同様で、後ろの人に迷惑をかけないようにしないといけないという配慮からゆっくり観れなかったりもします。

ですが、1番後ろの席に座れば後ろの人もいないので、迷惑をかけることはありません。肩が疲れたら、伸びをしたりして運動したり、立ち上がってストレッチをしたりしても、迷惑をかけることもありません。

さらに、映画を観る時は垂直に観るか、見下ろすかがやはり楽だと思います。しかも、ちゃんと全画面を観れるので結構快適です。

ただ、字幕の映画を観る時は気をつけましょう。

目が悪くてメガネをかけていたとしても見えづらい時ってありますよね。

視力が低い方は、後ろ過ぎると楽しめないかもしれませんね。

映画館は一番後ろの座席がいい派です

— SDウェンデにゃん (@kimagure_shumi) 2018年8月21日

 

映画館の一番後ろの右端
人の目気にしなくていいから
超いいわ笑笑

— あみ (@___aaaaaaari) 2018年8月19日

 

映画館の端の席のメリット・デメリット

映画館の端の席のおすすめポイントはなんといっても立ち上がって外に出れること。

トイレが近い人や、赤ちゃんなどとしょうが無く見る場合には端の席がすぐに立ち上がれておすすめです。

あと、エンドロールは見ずにサッと退場したい方は、端の席を選ぶ方がいいでしょう。真ん中の席で立ち上がって外に行くのは至難の技ですからね。

映画館の座席を前か後ろか選ぶときは目線の高さを意識しよう

目線の高さが垂直になる位置がベストです。

子供と行くときは、子供の目線で考えてあげてくださいね。

なぜなら、目線の高さが合うと、無理なく自然な体勢で映画を鑑賞できるからです。

大きな映画館の場合は「後ろから5列目・6列目」、小さな映画館の場合「後ろから2列目・3列目」を目線の高さと設定して造られている場合がほとんどです。

また、子供など目線が低い場合はさらい１，２席後方を選んであげるといいと思います。

映画館の指定席、プレミアムボックスシート、カップルシートは見やすい座席なのか？

映画館のプレミアムボックスシートのメリット・デメリット

プレミアムボックスで映画を見たことはありますでしょうか？

調べれば調べる程たくさんのシートがありました。

たとえば、TOHOシネマズのプレミアシートですが、全席リクライニングシートとなっており、好きな角度に座席を倒して鑑賞できるので大変快適です。

さらに、それだけでは無くサイドテーブルまでついているという快適さです。

寝ながら見れるし、ドリンクやポップコーンを隣の人に気を使わずに置けますし、手を置く位置も自分専用となっていてノンストレスで映画を見れますね。

このようにゆったりと観れるプレミアムボックスシートや、映画に没頭出来るように工夫されたプレミアムボックスシートなど、プレミアムというだけあり、映画を楽しむための配慮に長けています。

デメリットとしては、料金が「通常の鑑賞料金+3,000円くらい」しますので、かなり料金が高いです。（映画2,3本見れてしまいます）

映画館のカップルシートのメリット・デメリット

カップルシートの特徴としては、まるで家のリビングで映画を見ているようにリラックスできる造りで、2人だけの空間の中でゆっくりデートしているように感じられる座席です。

そのため、恋人と映画を見に行くのであれば、カップルシートは二人の距離も近づけるのでおすすめです！

逆にデメリットとしては、先ほどのプレミアムシートと同じく少し料金が高いことと、映画館によってはカップルシートは真ん中ではなく、サイドに設置されている映画館もあります。

imaxや3D・4DXの映画の見やすい座席とは

今人気のimaxや4Dなどで映画を見る方も多いと思います。

「imaxや3D・4Dの映画の場合でも、映画館で見やすい席は2Dと同じなの？」と疑問に思う方も多いと思いますが、これは２Dの場合と見やすい席の考え方は同じになります。

したがって、1番前の席で3D映画を見たりすると首は凝ることはもちろん、人によっては画面で酔う可能性が高いでしょう。

こちらもできるだけ真ん中の席を選択しましょう。

映画館の子どもに見やすい席とは

私自身、映画が大好きで観たいなと感じる映画はたくさんあるのですが、映画館に行くときは勿論子供たちとばかりなので、近年アニメしか観ていません。笑

プレミアムシートまでは選ばせられないですが、できれば子ども達にも一番見やすい席で鑑賞させてあげたいですよね？

じつは、子どもが見る場合でも、見やすい席や音響のよい席の条件は大人と同じ真ん中のエリアです。

ただし先ほども言いましたが、目線の位置が少し子供は低いので、気持ち後ろ側の席を選ぶと視線が高い位置にきます。

特に2歳、3歳、4歳くらいの子どもは映画館の席選びは慣れも必要かもしれません。

自分の子供の目線の高さに合わせて席の位置を選んであげましょう。

また、成長とともに席の位置も変わるので、注意してくださいね。

映画館で一番見やすい座席を予約するポイント

映画は長時間座っていなければ観れないということもあるので、どうせならリラックスした状態で観たいですよね。

【座席選びのポイント】
☑映画館の席は真ん中が見やすい。
☑ど真ん中が疲れると言う方は、家でテレビを見るときの自分の身体の傾きを意識して席を選ぶと疲れにくくておすすめ。
☑プレミアムシートやカップルシートは料金は高いが特別感がある。

特別な日のデートであったりすればカップルシートにしてみたり、本当に楽しみにしていた映画作品であればプレミアムシートを利用してみるのもいいですね。

少しリッチな気分で最高のエンターテイメントを堪能してみてくださいね。

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