この記事では、結婚式を欠席する時の理由とキャンセルメールの例文について紹介します。
今年もジューンブライドの季節がやってきますね。
キラキラとしたお友だちの幸せな便りとともに、結婚式や披露パーティーの案内状が届くころではないでしょうか。
「おめでとう!しあわせになってね!」という気持ちはあるものの、どうしても結婚式には出席できない事情があるときや、気が進まないときってありますよね。
私にも経験がありますが20代半ばから後半のころは、友人や会社の先輩後輩だけでなく、おまけに親戚までも結婚ラッシュでした。
そのころ私といえば、まだまだ子どもにも手がかかるときでしたので、結婚式だけでなく、披露宴にもなかなか出席することができませんでした。
出席ができないことが「もうしわけない」ということと、どうやってこのことを伝えようかと、返信やお詫びにとても苦心した覚えがあります。
今回は、どうしても欠席しなければならないあなたに、「失礼にならない言いわけ」と「欠席の返事をするための例文」をご紹介いたします。
目次
友人の結婚式を欠席するのに失礼のない理由とマナーある断り方
「結婚式に出席できない」というケースはわりと普通にあるようなのですが、ストレートに言ってしまうと、お相手に対して失礼になってしまう場合もあります。
ここでは失礼にあたらず、角もたたない「言い訳」と「伝え方」がとても大切になります。
正直に伝えてもいい結婚式の欠席の言い訳
ゲストにとって「ポジティブ」な理由の場合は、伝えてもいいです。
結婚式を欠席する理由その1:仕事
お仕事をされている方なら、これが一番角がたたずにいい理由ですね。
仕事をしている方なら誰でも発生しうる事だからです。
「どうしても外せない事由」を添えてお伝えしましょう。
結婚式を欠席する理由その2:妊娠、出産
これは事実でないと伝えられない理由にはなります。
相手の方にとっても妊娠や出産はこれから起こりうることなので、素直に受け止めてもらえます。
たとえ妊娠初期でもつわりが酷くて何も食べられず、入院するケースもあるので本当にツライ場合は、症状も含めはっきり伝える事をおすすめします。
結婚式を欠席する理由その3:子どもの体調や行事など
ひとりで置いていけない年齢のお子さまでしたら、十分な理由になります。
「当日、預けられる人がいない」や「子どもの体調がすぐれない」ということも言いわけになります。
また、小学生以上のお子さまでも、「学校行事と重なってしまった」もよくある事ですね。
結婚式を欠席する理由その4:結婚式の日程のかぶり
その他、意外とあるあるなのが「結婚式が重なってしまった」です。
結婚式って、お日がらをみておこなう方が多いので、「大安」の土日だと日本中の至る所で結婚式がされています。
これらは、お相手にも納得していただけるような「言いわけ」ではありますが、都合がつかないことはしっかりお詫びをし、お祝いの品やご祝儀は別の機会に渡すようにする方がいいです。
断りたい場合でも正直に伝えない方がいい結婚式の欠席の言い訳
結婚式に「水をさす」ような理由の場合は、ストレートに伝えるのは控えましょう。
「都合により行けない」とぼやかして伝えることがおすすめです。
結婚式を欠席するダメな理由その1:本人の体調不良
「体調不良について」は、お相手の方との関係性にもよると思いますが、一般的には伝えない方がいいです。
自分にとっては本当につらい病気でも、なかなか相手には伝わりにくく理解されにくいです。
この時も、別の理由か「都合により」とぼやかしておくといいでしょう。
結婚式を欠席するダメな理由その2:金銭的な問題
「金銭的なこと」は、やはり関係性にもよりますが、なかなかストレートには伝えづらいですよね。
たとえ、多数の結婚式が重なり、生活していくのが苦しいとしても、結婚式をする友人からは納得してもらえないでしょう。
この時も同じように別の理由か「都合により」とお伝えすることがいいですね。
結婚式を欠席するダメな理由その3:元彼・元彼など男女関係
元カレ、元カノには会いたくないから行きたくない、というパターンですね。
こういった「男女関係」などに関する欠席は、ご友人関係や同級生のご結婚の時には、たまにあるようです。
これも、理由にはならないので「都合により」とお伝えしましょう。
結婚式を欠席するダメな理由その4:忌みごと
その他、「忌みごと」も、喪が明けるまでは慶事ごとを避けることが一般的です。
ストレートにお伝えすることは控え、「都合により」とお伝えすることがいいでしょう。
そして返信ハガキには、ひとことそえて返信したいものです。
そこで次に、返信するメールやLINEの例文をいくつか紹介していきますので、参考にしてみてください。
結婚式や披露宴を欠席する時のお詫びメールやLINEの文例!理由別の例文集
案内状には、「都合により欠席」と記入することで返信できますが、やはり、お詫びの言葉をそえてお断りをするのも、社会人としてのマナーになります。
メールやLINEなどで事前にお詫びのメールを送ったのち、欠席の返信ハガキが相手に届くようにしましょう。
そんなメールやLINEを送る際の「理由別のお断りメール文例」をご紹介いたします。
【仕事を理由にする場合の例】
お招きいただきありがとういございます。
当日は大切な仕事のイベントが重なり欠席させていただきます。
会場の都合があるため、イベントの日程を変更できないことご理解下さい。
この度はご結婚おめでとうございます。
【妊娠、出産などを理由にする場合の例】
ご結婚おめでとうございます。
せっかくお招きいただきましたが、子供から手を離せない状況ですので残念ながら欠席させていただきます。
お祝いの品を用意しましたので、気にいっていただけると嬉しいです。
【結婚式が重なってしまったことを理由にする場合の例】
お招きいただきありがとういございます。
あいにく親戚の結婚式と重なりまして、残念ながら欠席させていただきます。
末長い幸せをお祈り申し上げます。
ご結婚おめでとうございます。
【理由をストレートに伝えられない場合の例】
ご結婚おめでとうございます。
せっかくお招きいただいたのですが、やむ得ない事情により残念ですが欠席させていただきます。
別途、電報を贈らさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
ご自身の行けなくなった理由に近い例があったら、参考にしてみてくださいね。
また、結婚式不参加のメールを送っただけでは不安な場合には、結婚式に参加せずともご祝儀や電報だけ送るのもありですので、今後の友達との関係も考えて検討してみてください。
結婚式辞退の理由と返事のマナー!上手な断り方とメールの例文まとめ
結婚式や披露宴は、お相手の方にとって節目のお祝いごとになります。
「あまりにもすぐに欠席の返信をすることは失礼にあたる」とも言われていますが、式場から出席者の人数確認もありますので、早めに連絡をするように心掛けたいですね。
相手にとっては人生でたった1度の結婚式ですので、結婚式を辞退するメールには細心の注意を払いましょう。
もしも、結婚式の前日や当日に仕事や子供の関係でどうしてもドタキャンしなくてはならなくなった場合の対応方法を知りたい場合には、以下の記事を参考にしてみてください。
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