この記事では、結婚式や披露宴の当日に欠席(ドタキャン)する場合の理由やマナーについてまとめました。
楽しみにしていた家族や親しい友達、あるいはお世話になった先輩の結婚式に行けなくなってしまうということはあり得ることです。
「突然仕事が入ってしまった」、「子供が体調不良」、「単純に行きたくない」…等々。
当日突然結婚式をキャンセルしないといけない事態に陥った時、いつ誰にどのようにして連絡すればいいのでしょうか?
相手方に失礼のない理由や対処法を具体的に紹介していきます。
目次
結婚式・披露宴・2次会の当日にドタキャンする場合にふさわしい理由はコレ!
まず、結婚式、披露宴、二次会の当日にドタキャンするということになったとき、どういった理由だったら、相手側に納得してもらえるのでしょうか。
【主な理由】
・体調不良
・身内や親しい方の不幸
・仕事の都合
・急用ができた
・新郎新婦との人間関係
・寝過ごしてしまった
主な理由としては、体調不調や仕事の都合が考えられまずが、こういった理由は正直に伝えたほうがいいです。
例えば、インフルエンザや感染症の場合、逆に結婚式に参加することは相手側にも、会場の皆様にも迷惑になってしまうので、無理をせず欠席した方が良いでしょう。
ただ、おめでたい結婚式とは真逆のお葬式の場合、正直につたえるのは好ましくないため、「都合が悪くなって、、、」とぼかしたほうがいいでしょう。
身内や親しい方が亡くなられたときは、結婚式に参加するのは遠慮するのがマナーです。
そのあと、新郎新婦に本当の理由を伝えれば、相手側も納得できます。
ほかにも様々な理由が想定できますが、「多忙」「めんどくさい」「寝坊した」「日程を間違えた」を理由とするのは非常識で、相手との縁が切れてしまう可能性もありますので、場合によっては伝え方を変えるとベターです。
最近は、金欠や式場が遠い等という理由で結婚式に行くのが面倒くさくなる若者も増えているようです。
それ以外にも、あまり親しい仲ではない、旧友に会いたくないという理由で行きたくなくなる人もいますね。
このような理由の時は、できるだけ、招待状が届いた時点で、『不参加に「〇」』をつけておけば、自分に対しても相手に対しても、よいでしょう。
そんな影響もあってか、最近の結婚式は、シンプルに挙げるところが増えています。
どんな理由にしても、連絡はできるだけ早めに伝えましょう。
結婚式や披露宴の欠席当日の連絡方法!誰にどうやって連絡するの?ご祝儀は渡す?渡さない?
結婚式当日の欠席連絡は式場のスタッフへ
次に、当日の連絡方法ですが、誰にどうやって連絡すればいいのかについて理由も含めて紹介します。
当日、新郎新婦は、おそらく朝から晩まで多忙の一日となります。
そんなお二人に電話やメールで連絡するのは気が引けますよね。
こういったときは、直接結婚式場のスタッフに電話もしくはメールするのがマナーです。
文面が残るメールのほうが、主催者側としては助かるでしょう。
電話だと「言った」「言ってない」といった口頭約束にありがちなトラブルになってしまうかもしれません。
そのあと、新郎新婦に欠席の旨を伝えてもらえれば、相手側も安心して、結婚式に臨めるでしょう。
結婚式に欠席した場合のご祝儀の渡し方
そして、そのあと新郎新婦の生活が落ち着いてきたら、お詫びの金額とお祝いをしましょう。
その際は、出席していたら渡す予定だった金額の全額を渡すとよいでしょう。
直接が望ましいですが、どうしても厳しい場合は、現金も含めて手紙を送りましょう。
何もしないというのが、一番よくない例です。
二次会の欠席の連絡のマナー
また、二次会の場合は「二次会の幹事」もしくは「会場」に連絡するのがいいでしょう。
二次会の会費は、幹事の方に確認して、迷惑をかけているようでしたら、お支払するのがマナーです。
結婚式や披露宴を欠席する旨の連絡のメールの例文
欠席の連絡の例文を考えてみましたので、メールや手紙を書く場合の参考にしてみてくださいね。
新郎・○○、新婦・△△ 様
本日、出席予定していた結婚式(披露宴・二次会)ですが、急遽、体調不良のため、欠席することになりました。
せっかくご招待していただき、楽しみにしていましたが、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございません。
このような結果になってしまい、残念ですが、お二人の幸せを心からお祈り申し上げます。□□ □□
ポイントは、「本当は出席したかった。」「二人の結婚式をお祝いする」という言葉を添えると好印象になります。
結婚式、披露宴当日に欠席する場合の理由やマナーまとめ
今回は結婚式当日に欠席連絡する際のマナーについてまとめてきました。
結婚式、披露宴、二次会の当日欠席の理由やマナーについておさらいすると、
【欠席連絡のまとめ】
・欠席理由は、体調不良、身内や親しい方の不幸、仕事など
・理由を伝えるときは、正直に伝えるべき
・ただ、お葬式などの場合は、正直に伝えるのは避けるべき
・連絡方法は、式場のスタッフに電話あるいはメールで伝える
・二次会の場合は、幹事に伝え、会費は払う
なるべく、当日欠席は避けたいものですが、人生いつ何が起こるかわかりません。
しかし、その時に何も連絡しないというのは、相手との縁が切れるだけではなく、人間性まで疑われます。
きちんと祝福の気持ちを忘れず、対応しましょう。
【あわせて読みたい】
「【結婚式欠席の返事のマナー】仕事など理由別キャンセルメールの例文」