前回の記事「哺乳瓶の消毒を楽にしたいママへ!煮沸・電子レンジ・薬液を徹底比較」では、哺乳瓶の消毒を簡単にラクしたいなら電子レンジがおすすめだとメリットやデメリットを比較して紹介しました。
今回の記事では、旅行先や外出先での哺乳瓶の消毒・殺菌の仕方を紹介するので、あわせて確認いただけると哺乳瓶の消毒方法についてはマスターいただけると思います。
『赤ちゃんを連れて旅行となると、オムツにおしりふきに、哺乳瓶にミルク、着替えなど気付いたらカバンがパンパン!』
自分の荷物を減らしてでも、赤ちゃんの荷物を持たなきゃってママなら思っちゃいますよね。
そして、「哺乳瓶の消毒ってどうすれば良いの?」
少しのお出かけだったら数で対応できるけど・・・旅行となるとそうはいきませんよね。
今回はそんな旅行先などの外出中に哺乳瓶を消毒する方法について教えます。
目次
赤ちゃんとの旅行や外出先で哺乳瓶を消毒するならジップロックがおすすめ
まずは、なぜ哺乳瓶は消毒する必要があるのでしょうか。
理由は2点あります。
①赤ちゃんの免疫は弱いので細菌やウイルスにも非常に弱いです。
②赤ちゃんが飲むミルクはとても栄養が豊富なため細菌やウイルスが育ちやすい環境になります。
そのため、直接、口の中に入れる哺乳瓶は、キレイに消毒をして赤ちゃんを細菌やウイルスから守る必要があるのです。
では、消毒はいつまで必要なのでしょうか。
困ったことに、明確な時期は決まっていません!!
赤ちゃんはご存知の通り、なんでも口に運ぶので哺乳瓶だけ消毒しても意味がなかったりします。
ですが、離乳食で哺乳瓶の他に食器などを使用するようになるまでは消毒をおすすめします。
哺乳瓶の消毒となると、ミルトンなどの消毒液に付けるか、煮沸するか、電子レンジでチンするかになりますが、どれも外出先でするには無謀ですよね。
しかし、「ジップロック」があればいつでも、どこでも簡単に消毒できちゃいます。
皆さんご存知の通り、ジップロックは袋の中を密閉することができます。
密閉することができるということは液体を入れても大丈夫ですよね。
さらにジップロックを使った消毒は、手順も簡単なのです。
【ジップロック消毒の手順】
①ジップロックの中に水と消毒液を入れます。
②①に洗浄した哺乳瓶をジップロックに入れ浸します。
③ジップロックのジップをします。
以上です。
あとは時間になったら取り出し、乾かしてください。
ジップロック1枚だと不安な方は2枚重ねて使用すると水漏れリスクを減らせて安心ですね。
もしも外出先に電子レンジがあれば、哺乳瓶の消毒をレンジにジップロックごと入れて行うこともできます。
また、閉じ口は1本ではなく2本タイプのジップロックがおすすめです。
ジップロックは袋なので荷物にならず、消毒が終わったら袋は捨ててしまってもお財布はそんなに痛くないのが節約家の主婦にもうれしいポイントですね。
でも今度は、「消毒液はどうやって持ち歩けば良いの?」
という疑問が出てきますよね。
そこで今回は小分けになった消毒液をご紹介します。
ピジョン ミルクポンS 哺乳びん・乳首除菌料
ピジョン Pigeon ミルクポン S 計量不要 顆粒タイプ 60包入 母乳実感 哺乳瓶消毒等に
こちらは顆粒タイプになります。
水2~4Lに1本になるので、ジップロックの大きさにもよりますが、半分ほど入れれば十分です。
チュチュベビー つけるだけタブレット
こちらは2Lの水にタブレット1つになります。
ジップロックの中に1L入れて、タブレットを溶かしたあとに半分捨てて、そこに新しい水を500ml入れると濃度的には良いです。
実際にジップロックで哺乳瓶を消毒するとこんな感じです♪
ちなみに私が使っている袋は、冷凍タイプのMサイズです。
冷蔵だとフィルムが薄いので「冷凍タイプ」をおすすめします。
大きさは18㎝×22㎝で、袋の8分目まで入れて1Lでした。
最初500mlの半量で哺乳瓶を入れてみたのですが、哺乳瓶は入っても、キャップや乳首は消毒液の中に入らなかったので水は1Lが良いと思います。
写真だと分かりづらいですが、水がちゃんと入っています。
中身は液体なので漏れないか心配な方もいると思いますが、平置きしても大丈夫です!!
ただ、衝撃には強くないと思いますので、持ち運びにはご注意ください。
旅行中に哺乳瓶の洗剤を持ち歩き消毒するのがめんどくさい人は「使い捨ての哺乳瓶」を使おう
「ジップロック」での哺乳瓶消毒法をご紹介しましたが、
「いやいや、それもめんどくさい!!」
「やっぱりジップロックに水を入れるのが不安。」
という方に、「使い捨ての哺乳瓶」をご紹介したいと思います。
赤ちゃんとの旅行で便利な哺乳瓶「ステリボトル」
イギリス発の厳しい管理のもと生産された安心・安全な1回使い捨て哺乳瓶です。
こちらは、ボトルも乳首も使い捨てなので、取り出してすぐに使えます。
Drama使い捨て哺乳瓶
こちらは中に母乳パックのようなパックをセットして使い飲み終わったらそのパックを捨てる方式です。
では次に、これらの使い捨て哺乳瓶のメリット・デメリットは何でしょうか。
使い捨て哺乳瓶のメリット・デメリット
【使い捨て哺乳瓶のメリット】
・使い捨てなので、消毒の手間が無い。
・消毒液が必要がない分、荷物が減る。
・水が十分に使えない災害時などでも使用できる。
【使い捨て哺乳瓶のデメリット】
・1個あたりの価格が高い。
・慣れない哺乳瓶で赤ちゃんがミルクを飲まない可能性がある。
・お母さんも使い慣れないため、ミルクを作るのに手間取る。
使い捨てならば、ミルトンなどの消毒液を旅行先に持って行く必要がなく荷物が減っていいですね。
一番重要なポイントは、赤ちゃんが使い捨て哺乳瓶でミルクを飲むか飲まないかです!!
赤ちゃんって意外と頑固もので普段違うのだと飲まなかったり、吸うのも下手だと飲めなかったりします。
とってもデリケートなんです!
なので、外出先などで使用を考えている方は、事前に自宅で使用してみて、赤ちゃんがちゃんとミルクを飲むか試す必要があります。
哺乳瓶を旅行先やお出かけ(外出時)でも消毒する方法
旅行先でもできる「ジップロックを使った」哺乳瓶の簡単な消毒方法を紹介しました。
これから家族旅行や実家に長期間帰ることがあれば、ぜひ、参考にしてみてくださいね♪
毎日の育児をがんばるママさん達の力になれたら幸いです。
次の記事では、赤ちゃんが生まれる前に哺乳瓶を準備する時の参考としてほしい「哺乳瓶の種類は何mlを何本用意する?できるママのおすすめな使い方!」を解説していきます。
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