この記事では、いちごの保存方法や賞味期限についてまとめました。
「買ったいちごが気づいたら傷んでいた…」なんてことよくありますよね。いちごは果物の中でも特に傷みやすく、腐りやすいフルーツです。
そのため苺をいっきに食べきれない時は、後日おいしく食べるためにも3つのポイントを守って野菜室に保存することが重要です!
そこで今回は、傷みやすいイチゴを美味しく保存できる方法を紹介していきます。
目次
いちごの保存方法で守るべき3つのポイント
1.いちごはパックから出して保存する
購入時に入っているプラスティックのパックは、運搬にはいいのですが、自宅で保存するとなるとよくありません。
なぜなら、いちご同士がくっついていて、お互いに押し合っている状態だからです。傷んで食べられなかったり、へこんでしまって白く変色したり、柔らかくなっているのを皆さんも経験したことがあると思います。
これでは柔らかくデリケートないちごは、潰れてしまいます。
いちごをすぐに食べずに保存したい場合は、パックから出して解放してあげましょう♪
2.いちごはヘタを取らないで保存する
イチゴはヘタを取ってしまうと、その部分からドンドン乾燥していってしまいます。
乾燥して水分が減ったいちごは美味しくありませんので、ヘタは食べる直前に取りましょう。
3.いちごは水洗いしないで保存する
いちごは保存する前に水洗いしてしまうと、カビの原因になってしまいます。
また、そっと扱っているつもりでも指の力や手の体温で、傷みを早める原因にもなってしまいます。
保存する場合は、決して水洗いをせず、もし水分がついているようなら拭きとってあげてください。
洗うのは、食べる直前だけにしましょう♪
いちごの保存方法で常温の賞味期限とコツ
いちごの常温での賞味期限
いちごの賞味期限は1週間くらいだと言われていますが、常温で保存しておくと3日くらいで腐ってしまします。
私の実家では昔、常温で保存して食べる少し前に冷蔵庫で冷やしてから食べるという方法でした。
しかし、実はこの常温でいちごを保存する方法は美味しく食べるという観点からは間違ったやり方です。
いちごは、冷やした方が甘くなり美味しく食べることができます。さらに、デリケートなくだものですので、腐りやすくなるので常温保存はおすすめしません。
それでも、冷蔵庫にたくさん物が入っている場合など、常温で保存しなければいけないなら以下のように保存してください。
イチゴの常温での保存方法
まず、金属パットなどの浅めの容器に、キッチンペーパーを敷きます。
そこに、パックから取り出したいちごを一つずつ重ならないようにヘタを下にして並べます。ヘタを下にするのは、ヘタ側の方が、固く、熟しが浅いためです。
そして、上からキッチリとラップをして、冷暗所で保存します。いちごの高さぐらいの、蓋つき容器があれば、もっと楽ですね。
さらにひと手間、かけられるのであれば、いちごを一つずつキッチンペーパーかラップでくるんであげると、いちご自身からでる水分の蒸発を防いでくれるので、さらに長持ちします!
いちごの保存方法で冷蔵庫の野菜室での賞味期限とコツ
イチゴは冷蔵庫で保存すると1週間は美味しく保存できます。
そして、いちごの保存で一番おすすめなのが、冷蔵庫の野菜室です。!
野菜室だと、いちごが冷えすぎるのを防いでくれます。
冷やすと甘くなるいちごですが、冷やしすぎるとやっかいなことに、人は甘みを感じにくくなります。
美味しく食べるためにも、いちごのためにも、野菜室で保存するのがベストです。洗わず、ヘタを取らず、パックから出して、重ならないように保存しましょう。
また、ちょっとした裏ワザとして、卵のパックを利用していちごを保存するのもありです。重ならないからですね。
卵パックのくぼみに合わせて、キッチンペーパーを敷き、そこに1つずつ、ヘタを下にしていちごを入れます。
上側もくぼみに合わせて、キッチンペーパーを敷いておき、ふたをして輪ゴムでとめるだけです!ふたをする時にいちごが圧迫されて潰れないか、気をつけてあげてくださいね!
10こずつしか入れられませんが卵のパックなら、重ねることができます♪
冷凍いちごの賞味期限とは?苺の保存方法で最も長持ちな冷凍と解凍の仕方
当たり前ですが、冷凍すれば、いちごは一番長く保存することができます。
ただ、解凍後にそのまま美味しく食べることができないデメリットがあります。解凍するといちごはどうしても、水っぽくなってしまうからです。
そのため、冷凍のままもしくは半解凍で食べることをおすすめします。
ちなみに私は、冷蔵庫に入れなおし半解凍ぐらいで牛乳をかけて、潰しながら食べるのが好きです。
ひと手間かけるなら、牛乳やバニラアイスと一緒にミキサーにかけて、いちごシェイクも美味しいですよね!
冷凍いちごにヨーグルトをかけて食べるのも、さっぱり食べられるのでおすすめです。
また、ジャムやペーストなどお菓子作りに使用するなら、長期保存がきく冷凍保存はおすすめです!
いちごは腐るとどうなる?食べる前の見分け方とは
いちごは非常にデリケートで傷みやすいので、ちょっとした衝撃でも色が変わってしまったり、グジュっとした感じにへこんだりしてしまいますよね。
いちごが傷む原因は外からの衝撃がほとんどで、中から傷むということは、まずないと考えていいでしょう。
ですので、食べる前に洗いながら、よく観察しましょう!そして、最初からカビが生えているものは除きましょう。
そこだけ、カットすれば食べられる・・・と思うかもしれませんが、カビの場合は、中に菌糸が伸びています。変なニオイがしていたり、全体が溶けてしまったような状態の場合は、完全に危険ないちごです。
見た目にはわからなくてもすでにカビ菌が潜んでいる場合がありますので、もったいないと思うかもしれませんがカビの場合は諦めましょう。
白色や茶色に変色している場合は、余計な水分がついていたり、ぶつけたりして変色した場合です。この場合は、その部分をカットして取り除けば、充分食べられます♪
いちごの賞味期限と保存方法まとめ
今では1年を通して食べられるいちごですが、時期によってはお値段も少々はるいちごなので、旬の時にはたくさん買って少しでも長く、そして美味しく楽しみたいものです。
手間はかかりますが、いちごはパックから取り出し、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
またいちごは、ジャムやソース、ドライフルーツにすればさらに長い間保存でき、いちごを堪能することができますよ♪