小豆の長期保存の方法!保存期間(賞味期限)の限界と虫にご注意!

 

この記事では、小豆の長期保存の方法を紹介します。

お汁粉、お赤飯、あんこなど日本人にとって親しみのある豆といえば小豆ですよね。

そんな小豆、どれぐらいの期間保存でき、そしてどういう保存の仕方をすればいいかご存知でしょうか?

親しみはあるのに意外と使いきれず、調理も時間がかかって面倒だからか家ではめったに買わないのが小豆ですよね。

今回はそんな小豆の適切な保存方法と賞味期限について紹介していきます。

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小豆の保存期間(賞味期限)は何年?

小豆は乾燥した豆だから長期間保存できるというようなイメージはないでしょうか?

長期間といえばやっぱり五年や十年、それとももっと長いかしら、と考えるのが主婦というものですよね。

お汁粉もぜんざいもそんなに続けて食べるわけでもなく、あんこなんて家では作らないし、こう考えると小豆って一度にそんなにたくさんは使わない気がします。

特に、子どもが小さいとか家族の人数が少ないとかならなおさらです。

とはいえ、小豆は一袋にかなりの量が入っています。

そうすると余った小豆も長く保存できるなら買ってもいいかな、となるかもしれません。

そんな小豆、本当は言ったどれくらいの期間美味しく食べられるのでしょうか。

実は美味しく食べられる期間はせいぜい一年から二年と意外に短いのです。

しかも正しい方法で保存した場合に限り、冷蔵庫で一年、冷凍庫でも二年程もつのです。

つまり主婦にありがちな、戸棚の奥からいつ買ったかわからない小豆が出てきたけどこれ食べられるのかしら、もったいないから食べてみよう、というのは危険なのです。

大概こういう時は豆だし乾燥してるし長期の保存がきくっていうから大丈夫よね、と考えがちですがやめましょう。

もしいつ買ったかわからないような豆を食べたいときにはきちんとカビがないか、虫は湧いていないかなど豆の状態を確かめてみてからがいいでしょう。

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小豆の保存方法と注意点

小豆を冷暗所で保存

そんな小豆の保存方法は、冷暗所にて密閉できる容器に入れて保存するのがいいです。

チャック付きのパックもいいですが、一番簡単なのはよく乾燥させたペットボトルに入れて冷蔵庫に入れておくことです。

ペットボトルだとそこまで場所も取らず、しかも必要な時に必要なだけ取り出しやすいという利点があります。

もちろん保存容器にはいつ購入したのかをきちんと書いておくのが望ましいです。

時間がたてばたつほど記憶もあいまいになって、これいつ買ったっけ?となりがちですからね。

小豆は湿度に弱いので乾燥剤を入れておくのもおすすめです。

その他日光や高温にも弱いので日の当たる縁側や、冬は暖房をよく使うような部屋の押し入れは避けた方がいいかも知れません。

高温多湿はカビの原因にもなります。

豆なので、ネズミや虫が寄ってくることもありますからね。

虫やネズミを避けたいなら乾燥させた唐辛子を一つ入れておくと効果的です。

小豆の冷凍保存

その他の小豆の保存方法として、冷凍保存があります。

例えば、事情があってたくさん買ってしまって一年では使いきれないけどどうすれば、というようなときには冷凍保存をするといいでしょう。

冷凍庫には虫やネズミも来れないので普通にチャック式の冷凍用パックか、きれいな袋でも大丈夫です。

逆に冷凍する場合は中身が非常に取り出しにくくなるのでペットボトルはおすすめできません。

一回の分量ごとに小分けして冷凍すると使いやすくていいのではないでしょうか。

解凍するときは小豆をさっと洗い、水につけておくといいでしょう。

小豆の保存では虫に注意

先ほども述べたとおり、小豆には虫が付きやすいです。

ついつい多めに買って甘い保存のまま忘れ去っていた小豆を久しぶりに取り出したこと、ありませんか?

その小豆、よく見ると虫が湧いていたりしませんか?

小豆に沸く虫はだいたいアズキゾウムシとインゲンマメゾウムシの二種類です。

どちらの虫も小さく、小豆を内側から食い荒らします。

そのうえ、繁殖のスピードが速く、一度湧いたらどんどん増えていき、あっという間に小豆の容器の中は虫だらけ、なんてことにもなりかねません。

もしも袋に入れて保管していた場合は、袋の口をきつく縛ってそのままごみに捨てましょう。

ゴミの日が遠い場合は袋を食い破って出てくる危険もあるので袋を縛る前に中に殺虫剤を入れる、もしくは袋を三重、四重にしておくといいでしょう。

もちろん、小豆を保管していた場所も要注意。

冷蔵庫ならそこまで虫がつくこともないでしょうが戸棚などは注意が必要です。

虫が外に出ていた場合は戸棚全体を確認し、虫はすべて殺虫スプレーを使用するか掃除機で吸い取るといいでしょう。

案外ハンディタイプの掃除機ですべて吸い取ってしまうのがおすすめです。

フンなどが残っている場合もあるので最後に水拭きをするといいでしょう。

ちなみに、虫が湧いていた小豆はたとえ虫が少なく、大半の小豆は大丈夫に見えても決して食べてはいけません。

虫食い跡が無くても植え付けられた卵が残っている場合がありますからね。

小豆は適切な保存で期間内に食べきることが大切

小豆は食べ物なので、きちんと冷蔵庫、もしくは冷凍庫で保管し、冷蔵なら一年、冷凍なら二年で食べきるのが望ましいでしょう。

出来れば購入後はなるべく早く使い切ってしまいたいものですね。

今回紹介した方法で、小豆を安全に長期保存してみてください。

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