この記事では、食べ残ったいちご大福の保存方法やその後大福を美味しく食べる方法をまとめました。
いちごのシーズンになると同時に、いちご大福を目にするようになります。
一年中食べられたらいいのですが、「季節限定」という言葉で逆に買いたい気持ちにさせられるのかもしれませんね。
甘酸っぱくておいしいいちご大福ですが、中身がいちごゆえにあまり日持ちしないですし、気温が低いので周りの餅もすぐ固くなってくるのが早くて困りますよね。
今回は、いちご大福がどれくらい持つのか、また保存方法・リメイク方法などをご紹介したいと思います。
目次
いちご大福は翌日まで日持ちする?
いちご大福は、できたてがおいしいのですが、食べきれずに翌日持ち越しすることがあると思います。
いちご大福っていろんな材料が合わさってのハーモニーでとてもおいしいのですが、それゆえに保存が難しい部分もあります。
まず、周りは餅ですが、冷えると固くなります。
そして中のあんこは傷みやすいので温かいところに置くと腐ります。
あんこの中にはいちごが入っているわけですが、できたてはフレッシュないちごですが、へたがカットしてある時点で水分が出てくるので、時間がたつごとにぶよぶよになってきます。
そんなこともあり、できれば当日に食べるのが一番ですが、いちご大福のシーズンはいちごのシーズンと同じのため、冬ですから1日くらいは持ちます。
夏場だと普通の大福は常温で1日おいたらあんこがだめになるので、すずしいところにおかないとだめです。
いちご大福の保存方法
いちご大福の常温保存
いちご大福を当日に食べない場合、どのように保存しようかと悩みますよね。
そのまま常温で置いておくべきか、冷蔵庫に入れるべきか。
冷蔵庫に入れると周りの餅がかなり固くなるので、翌日それを出して食べてもおいしくはないですね。
冬ならば、暖房の効いてない寒い部屋に置いておくくらいで大丈夫です。
といっても北海道みたいに寒い地域だと、部屋の中でもマイナスとかになりかねないので、冷蔵庫と同じになってしまいますよね。
寒すぎる場所っていうのも固くなってだめなので、ほどよく涼しい場所がいいです。
いちご大福の冷凍保存と解凍方法
たくさんあって1日ではとても食べ切れない量の場合は、最終手段として冷凍保存することも可能です。
保存する時は、1つ1つをラップで包むか、複数あって面倒ならばタッパーに入れて保存しましょう。
解凍方法は冷蔵庫で半日くらい置きましょう。
電子レンジなどで急速解凍するとまず、失敗しますので注意が必要です。
中にいちごが入っているので、完全に解凍をすると水分でぐちゃぐちゃになるので、ちょっと凍ってるくらいの状態で食すのがおいしくいただけるコツです。
長くおけば完全解凍になってしまうので難しいところですが、何度か冷蔵庫を開けて確認してみてください。
ちなみに冷凍しておけば1か月くらいは日持ちしますよ。
ただし、1個ずつラップしてジップロックを忘れずにしてください。
いちご大福が固くなった時のリメイクでの食べ方
いちご大福の周りの餅が固くなってしまうと、そのまま食べるのは厳しいですよね。
餅は加熱すればまた柔らかくなるのですが、電子レンジで加熱の場合は中から温まるのでいちごから煮えてしまうのでだめです。
周りから温めるとなると、蒸すのが一番ですね。
やりすぎると中まで温まってしまうので、時間は30秒から1分程度で様子を見つつ取りだしてください。
あまり長くなると、餅が湯気で溶けてくるので少しでいいですよ。
大福の周りに湯気がつくとべたつくので、アルミカップとかシリコンカップの中に入れたりしてお皿にのせてください。
大福のリメイクはよくありますが、中にいちごがある時点で同時にアレンジは難しいものがあります。
いちご大福を解体して、いちごを抜いて大福だけをトースターで焼いた後にお椀に入れてお湯をそそぐと、簡単お汁粉になります。いちごは口直しに食べてください(笑)
あとはいちご大福に天ぷら粉をつけて短時間揚げると、温かくておいしいおやつになりますが、中も温まるのでそれが嫌な人は、少しだけ冷凍庫に入れて冷やしてから天ぷら粉をつけて揚げると、中はちょうどよい温度になるでしょう。
とはいえ、いろんなものを天ぷらにしている人が動画をアップしていましたが、いちご大福の天ぷらを絶賛していました。
温かいいちごは甘みが増しておいしいそうです。
揚げまんじゅうがすごくおいしいので、大福の天ぷらも絶対おいしいに決まっています。
雪見大福の天ぷらもかなりおいしいそうですが、長くあげるとアイスが溶けるので、加減が難しいところです。
いちごが大福から顔をだしているタイプのものを揚げると、油がはじけまくって大惨事になりますので、注意してください。
いちご大福の賞味期限・保存・解凍まとめ
いちご大福の保存方法などについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
いちごが傷みやすいし、周りの餅は寒いと固くなるし、なかなか気難しい食べ物ですが、冬にはなくてはならない食べ物ですよね。
手作りのいちご大福というのも素敵ですが、大量にできてしまうので、おすそ分けできる予定がない場合は無理せず和菓子屋さんで購入してください。
あるいはすぐ食べる分にだけいちごを入れて、保存する分の大福には入れないでおいたほうがいいかもしれません。
ただの大福になりますが、切り込みを入れてあとからいちごを入れることもできますので、フレッシュないちご大福を翌日も楽しめますよ。
余りそうな大福がある人はぜひ試してみてください。
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