この記事では、ろうそくを長持ちさせる方法を紹介します。
お気に入りのキャンドルなんかは最後まで使い切りたいと思っていても、いつも途中で消えてしまって使えなくなってしまいますよね。
バランスよく溶かしキャンドルを最後まできれいに使いたいと思っていても、普通に使っているとどうしても綺麗に溶けずに、一部だけ解けてしまいます。
じつは、ろうそくを長持ちさせる方法は簡単で均等にロウを溶かしていくだけです。
そこで今回は、ろうそくのロウを均一に溶かし長持ちさせる方法やロウに埋もれた芯を復活させる方法を紹介します。
目次
ろうそくを長持ちさせる方法
ろうそくを長持ちさせる方法は均等にろうを溶かす
ろうそくを長持ちさせたいけどなかなか綺麗に出来ませんよね。
ろうそくが長持ちしない理由のほとんどが、うまく解けずに片側だけが先に溶けてしまうからです。
片側だけが早く溶けると、左右のバランスが悪くなりきれいに溶けていかないので、最後まで使うことができないのです。
更に芯の周りだけが燃えてしまった場合はその周りだけが溶けてしまい、そのえぐれた部分だけしか燃えなくなってしまうというようなこともあります。。
エグれてしまうと、他の場所にはなかなか火がつかなかったり、火をつけたとしても黒煙が出てしまったりするため、最後までろうそくをともすことが難しくなるのです。
ろうを均等に溶かす方法
それでは、均等ににロウを溶かしたい場合にはどうすればよいのでしょうか。
それにはまず燃焼時間に気をつけることが重要です。
ちょっとだけ楽しめればいいと思い、短時間だけ燃やしてしまうと先ほど言ったように、真ん中だけが燃えるという現象が起きます。
必要なくなったらすぐに消してしまいがちなロウソクですが、じつはある程度つけっぱなしにした方が長持ちする場合もあるのです。
ロウが均等に溶け、表面を平らな状態になると均等な形を保てます。
ただし1、2時間火をつけたままだと、火事になる危険性もあるので、しっかり火のもとは注意しましょう。
また火をつけるときには、ろうそくをなるべくまっすぐに立て、芯をまっすぐに立てることが大切です!
なぜなら芯が傾いていたら、そこだけが溶けてしまいますので、まっすぐロウを溶かすためには芯の位置を確認する必要があります。
ろうそくを長持ちさせるために注意すべき5つのポイント
ろうそくを長持ちさせるポイントは点火する場所
また、火を点ける箇所にも長持ちさせるポイントがあります。
火をつけるときって、無意識に芯の先端につけていませんか?
私も以前は先端に点けていたのですが、じつは芯の根元に点火させないと綺麗に燃えていきません。
ろうそくを長持ちさせるポイントはホコリを綺麗にとる
また細かい話ですが、ろうそくにホコリがついていると一緒に燃えてしまうので、均一にロウを溶かすことができなくなります。
そんなときは、濡れた布などを使って綺麗にするのが1番いいです。
ただし、芯まで濡らしてしまうと火がつきにくくなるので注意しましょう。
ろうそくを長持ちさせるポイントは火をつける前に芯の長さを確認
ろうそくの芯が長すぎると火が大きくなってしまったり、芯の周囲だけがくぼんでしまったりします。
ろうそくの状態によっては、再点火するときに火がつかなくて最後まできれいに使いきれなくなってしまいます。
そのため、ろうそくの芯は常に5ミリ程度の長さになるようにカットするよう保ちましょう。
ろうそくを長持ちさせるポイントは平らな場所で使用する
火を点けるときは平らな場所を選びましょう。
なぜなら、傾斜のある場所だとキャンドルの片側だけが溶けてしまうので、どうしても最後まで使い切ることができません。
そのため、傾斜のない平らな場所で使いましょう。
ろうそくを長持ちさせるポイントは風を避ける
当たり前のことですが、ろうそくの火は風の影響を受けやすく、いつも同じ方向から風が当たっているといつの間にか火が傾いてしまい、片側のロウだけが溶けてしまいます。
できればキャンドルホルダーなどを使って、なるべく風の影響を受けないようにしましょう。
このようにロウソクを長持ちさせるには、均等に溶かすことを意識するだけでいいのです。
芯が埋もれたろうそくを復活させる方法
ろうそくはうまく燃やさないと、途中でロウに芯が埋もれてしまう事があります。
そうすると、その後は使えなくなってしまいますよね。
せっかく気に入っていたキャンドルも、きれいに燃えずあきらめてしまうのはもったいないです。
そこで、ろうそくの芯が埋もれた場合の簡単な復活方法を紹介します。
まず、用意するものはロウを柔らかするための「ライター」、芯を立たせるための「ピンセット」、芯の長さを調節するための「はさみ」の3つです。
復活させる手順としては、
- まず埋もれている芯の周囲のロウを溶かします。
- 熱でロウが十分に柔らかくなったら、固まる前に芯をピンセットで摘んで立てましょう。
- 次に芯を立てたら、余分な芯をカットします。芯の長さは大体5~6ミリが理想です。芯が長いと倒れししまうのでこの時きちんとはさみを使ってカットします。
- 更にロウがすすで黒くなったところや、余計だなと思う部分もいっしょにきれいにしてしまいましょう。
時々こうして掃除することで、ろうそくが復活し、最後まで楽しめるのです。
ろうそくを長持ちさせる方法と埋もれた芯を復活させる方法
最後まできれいにろうそくをともすためには、何よりもロウを均一に溶かすことが必要です。
ろうそくは少し工夫をするだけで使い切ることが出来ます。最後まで使い切るには注意する事がたくさんありますが、そんなに難しくない事ばかりなので、この記事を参考に実践してみてくださいね。
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