この記事では、いちご大福を美味しく食べるための賞味期限と保存方法をまとめました。
みなさんいちご大福は好きですか?見た目も可愛く、美味しくてみんな大好きですよね。
頂きものとしても嬉しいのですが、箱入りのものは数が多かったりして食べきれなかったってこともよくありますよね。
大福はたしかに美味しいですが、一度に一人で二個も三個も食べれません。
そういうときに、いちご大福はどのように保存すればお餅が固くならずに日持ちするのでしょうか。
どのように保存を工夫すれば長い間保存しておくことは可能なのでしょうか。
今回はいちご大福の賞味期限や消費期限、保存方法の工夫などをご紹介させて頂きます!
いちご大福の賞味期限
いちご大福の賞味期限ってご存知ですか?
実のところ、いちご大福には賞味期限が設定されていないようなのです。
何故かというと、賞味期限というのは「五日以上日持ちする加工食品」に表示義務があります。
つまりいちご大福にはおいしく食べられる日数、日持ちする日数が五日未満なので、賞味期限の設定がないのです。
ちなみに賞味期限はありませんが、消費期限はあります。
大体和菓子屋さんなどの大福の消費期限は二日後に設定されていることが多いです。
ご存知のとおり消費期限とは、腐敗などの衛生上の危害が発生するおそれがないと認められる期限です。
品質が劣化しやすく、製造日を含めておおむね五日以内で、品質が急速に劣化する食品の期限表示に使用します。
よって、いちご大福は品質が比較的劣化しやすい商品のため賞味期限の設定がなく、消費期限も製造日から二日前後で設定されています。
どの食品もそうだとは思いますが、特に和菓子などの水分を多く含み、餡を用いた大福は生菓子で日持ちしにくいので、基本的に開封後は早めに食べきることが理想とされているようですね。
大福の保存を常温や冷凍庫でする場合の注意点
大福を買ったり頂いたりして、そのまま食べなかった日や、沢山ありすぎて食べきれなかった時の次の日以降の保存はどうしてますか?
基本的には常温で保存されるかとは思いますが、そのまま置いておくと外気に触れたお餅がどんどん固くなっていってしまいますね。
そうなると食べずに捨ててしまったり勿体無いですね。
保存する際、まずはラップでひとつひとつ空気が触れないように密封状態にすることが大切です。
このとき、ラップで何重かして包むと、より空気に触れにくくなるため大福が固くなりにくくなります。
コンビニなどで和菓子を販売しているところでも、ひとつ売りの大福はひとつひとつ密封状態にされていますね。そんなイメージで包みます。
常温ならその状態で一日は保ちます。
冷蔵庫に入れるともうすこし長い間保ちます。
ですので、しばらく食べないっていう場合には、冷蔵庫で保存する方がいいです。
ただし、実際に冷蔵庫から出して食べようとした時に、大福が固くて食べられないなんて困った経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
冷蔵庫から取り出してカチカチになってしまった大福を再び美味しく食べたいですよね。
固くなった餅を柔らかくするには、お湯に入れて電子レンジでチンすると柔らかく復活させられます。
詳しいやり方については、以下の記事を参照してください。
【あわせて読みたい】
固くなった餅を柔らかくする方法と餅を柔らかいまま保存する方法
いちご大福の冷凍庫での保存方法と解凍方法
消費期限が早く、劣化しやすい大福餅。
大量に余ってしまったり残ってしまった場合に1日2日で食べきれないときなどあると思います。
そういう時に、もう少し長い期間保存したい場合には、一個一個をラップで包み終わった状態の大福をジッパー付き袋に入れて冷凍庫に入れて冷凍保存すると、二週間ほど保ってくれます。
食べるときは、電子レンジなどにいれてチンなど急速に温めずに、一旦冷蔵庫に移してから、ある程度溶けてきたら冷蔵庫から取り出して常温でゆっくりと解凍させていきます。
いちご大福は冷凍保存することによって、いちごがべちゃべちゃになってしまうことを少しでも防ぐことができます。
いちご大福の賞味期限と保存方法まとめ
今回はいちご大福の賞味期限や保存方法についてご紹介させていただきました。
今回の記事をまとめると、
いちご大福などの多くの和菓子(特に生菓子)には賞味期限がないですが、消費期限はあるので市販のものでも作ったものでも、できるだけ味が落ちないうちに早く食べきるほうがいいということです。
可能なら二日以内に食べきることが理想です。
いちご大福に限らずですが、水分を多く含む餡を用いた生菓子などはもともと日持ちしにくいためです。
早めに消費してしまうのが一番ですが、どうしても食べきれずに自宅で保存する際は、とにかく空気に触れさせないように乾燥させないように密封させることが大切です。
冷凍庫に保存していて、解凍させる際にはあせって温めずにゆっくりゆっくり徐々に解凍させていくことが大切です。
特にいちご大福の場合は半解凍くらいがいちごがべちゃべちゃにならずに、シャーベットのようにシャキシャキした食感でまた違った風味でいただけると思います!
食べ物を粗末にすることなく正しい保存法で美味しくいただきましょう。
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