この記事では、栄養価が高いと注目されている「柿の皮」の利用方法について紹介します。
秋になるとオレンジで、ジューシーな『柿』が食べごろをむかえます。
ただ、柿って皮をむいてデザートなどとして食べてしまって終わりって方は多いのではないでしょうか。
それ以外の利用方法、調理方法と言われてもなかなかわかりませんよね?
そこで今回は、驚くべき柿の皮の利用法やおすすめの漬物の作り方を伝授ていきたいと思います!
ぜひ参考にして、みなさんもこの秋に柿をおいしく有効活用してみてください!
目次
柿は皮ごと食べても農薬は大丈夫なの?
柿は、そもそも皮ごと食べられるものなのでしょうか。
じつは「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、栄養価が高い食べ物です。
そのため「柿の皮は食べられる」のです。むしろ「食べてほうがいい」と思います。
柿の皮と身の間の、「皮目」の部分にはたっぷりと栄養が入っていて、柿の皮は柿の身以上に栄養があります。
柿の皮目の栄養分とは
カリウム
カリウムは日本人が取りすぎがちな塩分を排出してくれます。
高血圧やむくみの予防につながるとってもいい成分です。
柿の皮にじつはいっぱい含まれているんです。
タンニン
アルコールを分解して、排出する効果があります。
ビタミンCに加え、このタンニンを摂取すると、二日酔いしにくいと言われています。
ビタミンC
日焼けを防いだり、ストレスや、かぜ菌に対する抵抗力を高めてくれます。
最近は抗酸化作用も注目され、老化防止、動脈硬化予防が期待されています。
ビタミンA
目や皮膚の粘膜をまもり、抵抗力をつけてくれます。
美容に重要ですよね。
βカロチン
体内でβカロチンはビタミンAに変わり、免疫力を高めてくれます。
肌や爪、髪の毛を健康に保ちます。
β-クリプトキサンチン
肺がんや、骨粗しょう症、メタボリックシンドロームなどのリスクを下げる効果が期待されています。
ペクチン
水溶性食物繊維なので、便秘を解消してくれる働きがある。
すさまじい栄養の塊が柿の皮にはあるのですね〜!
本当に柿の実よりも栄養価が高いのが分かります。
柿を皮ごと食べる場合の農薬について
ただ、皮を食べたほうがいいとはいえ、気になるのが「農薬」ですよね?
わかります。特にお子さんに食べさせるとなるとやっぱり気になってしまいますよね。
けれど、これも大丈夫です!
食品医薬品安全庁で検査を行った結果、
「現在、農家で使われている農薬は、体内にほとんど蓄積されないように研究・開発されたものであり、空気中で農薬が半分ほどに分解される半減期は、短くは1日、長くても2ヵ月程度だ」
「今回調査を行った果物類は、果樹園でそのまま出荷されたもので、洗わずにそのまま食べても人体に害がないものだ」
と発表されております。
心配であれば食塩で軽く洗うと、さらに安心して食べられますよ!
柿の皮の利用方法でおすすめは「漬け物」
次に柿の皮の利用方法を紹介します!
まずは、特にオススメな『お漬物』から。
作り方は簡単。
柿の皮をカラカラになるまで天日干しして、たくあんや、ぬか漬け、漬物に柿の皮を入れるだけ。
まろやかで、甘みのある漬物になります!そして栄養価も上がるので超おすすめですよ!
そのまま食べても甘くて美味しいそうです。
おじいちゃんが可愛らしくて見入っちゃいます。
他にもおすすめな利用法がありますので紹介しておきます!
◎カラカラになるまで干して、粉末にして、お茶にして飲む。(風邪予防も期待されている)
◎すぐに天ぷらにする。
◎料理の砂糖と同じように刻んで使う。
◎柿酢にする。
特に「柿酢」は、お酢に柿の皮をヒタヒタになるくらいに入れて1週間まつだけで簡単です。
料理に使うともおいしいです。
柿の簡単な剥き方!ピーラーや皮むき器がおすすめ
最後に、簡単な柿の剥き方を紹介します!
皮をむくときには、包丁より「ピーラー」がおすすめですよ!
とは言っても、
ピーラーだと、手を切りそう…
結局、向けるまで時間がかかる…
と言う方には皮むき機「チョイむき」がおすすめ。
機械に柿をセットして、クルクル、バーを回すだけなので、これは便利!
チョイむき スマート ※皮むき器チョイむきがリニューアル! うれしいレシピブック付き!!
Amazonレビューでも評価が高いので見てみてください。
柿の皮の利用方法まとめ
今回は、柿の皮の利用方法について紹介してまいりました!
柿の皮に栄養があり、使えるなんてびっくりした人も多いのではないでしょうか。
それに皮まで全部食べてゴミも出ないので、便利ですね。
ぜひ、気軽に試してみてください。
夏の疲れを柿でと柿の皮で、一気に吹き飛ばしましょう!
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