この記事では、キュウリの美味しく長持ちさせる保存方法を紹介したいと思います。
これから美味しい季節になるきゅうり!
スーパーで安売りしてたり、ご近所さんから大量に頂いたりすることもある、私たちの生活に非常に身近な野菜ですよね。
夏になると、どのご家庭でも冷蔵庫に必ずきゅうりがあるのではないでしょうか。
そのため、ついついきゅうりをしばらく冷蔵庫の中に放置して、ふにゃふにゃになってしまったなどありますよね?
今回はそんなきゅうりの美味しく、そして少しでも長持ちさせる保存方法をご紹介します。
目次
きゅうりは冷蔵庫で保存しているとふにゃふにゃになる
きゅうりはふにゃふにゃでも食べられる?
きゅうりを使い切ろうと思ってもなかなか使い切れませんよね。
そんな時に目にするのは、冷蔵庫の下でふにゃふにゃになったきゅうり。
ぱっと見ると「またやってしまった…」とゴミ箱行きなんてことありませんか?
ふにゃふにゃなったからと言って、食べれないわけではありません。
なぜなら、ふにゃふにゃになるのは水分が減ってしまっただけだからです。
だから、ふにゃふにゃでもとりあえず切ってみて、白い液体が出てきたり、カビが生えていなければ鮮度は落ちていますが、食べることは可能です。
きゅうりの冷蔵庫での保存はふにゃふにゃになりやすい?
じつは、きゅうりはとても水分が多く冷気に弱い野菜なのです。
でも、10度以下になると「低温障害」を引き起こし、皮がふにゃふにゃになってしまうのです。
そもそも冷蔵庫って10℃以下ですよね・・・何かいい保存方法はないのでしょうか?
キュウリの冷蔵庫での正しい保存方法と保存期間
きゅうりの天敵は湿度です。
表面に水分がついているとそこからどんどん腐っていきます。
そのため、しっかりと水気を拭き取り、一本ずつ新聞紙やキッチンペーパーにくるんでラップをしっかりかけて保存するのがおすすめです。
保存の際は、半分に切った牛乳パックや空いたグラスなどにヘタを下にして立てて保存すると10日前後もつんです!
冷蔵庫に袋のままポイッと入れただけの状態の場合だと3~4日しか持ちません。
「野菜室に場所がない」なんて時は冷蔵庫のドアポケットでもOK!
いくら夏場、出番の多いキュウリとはいえ3~4日はあっという間。
適切な保存をし、美味しく長持ちさせちゃいましょう!
きゅうりの保存は常温でも大丈夫?
夏場の買い物って結構きついですよね。
暑い日差しの中、重い買い物袋を持って帰宅する。
おうちに帰って一休みする前に生ものだけ冷蔵庫に入れてやれやれ。ハッと気づくと冷蔵庫に食材入れ忘れた!なんてことありませんか?
実はきゅうりの常温保存はできる場合とできない場合があるのです。
きゅうりの適正温度は10度と言われてます。
暑い部屋に置かれたままのきゅうりは、そのまま一日と経たずにシナシナになってしまうこともよくあります。
夏のきゅうりの常温保存は大変危険なんです。
せっかく大変な思いをして買ってきたのに食べれないなんてことは阻止したいですよね。
ただ、どうしても野菜は常温保存!!な そこのあなた!
涼しくて風通しがいい場所なら常温保存可能です!
室温が20度以上になってしまうと保存は不可能ですが、それ以下なら保存は可能です。
もちろんそのままではなく、冷蔵庫保存と同じ方法で保存してください。
しかし1点だけ要注意!
いくら涼しい場所だからと言っても、やっぱり冷蔵庫での保存よりも常温保存は負けてしまいます。
常温保存する場合の賞味期限は大体2日程度。
美味しく長持ちさせるにはやっぱり冷蔵庫での保存がオススメです。
きゅうりを長持ちさせる保存アイテムは塩!漬け物やピクルスに調理がおすすめ
今までにお伝えした通り、きゅうりはいくら丁寧に保存したからと言っても足がはやい野菜です。
その前に食べきれればいいのですが、自家菜園なんかしているときゅうりって結構すぐにとれるんですよね。
毎日毎日きゅうり三昧なんてことも夏はしばしば。
持て余して結局食べれず…なんてことありませんか?
きゅうりを持てあましてしまうときは塩の出番です!
手順はこちら。
①きゅうりをスライス。
②切ったきゅうりにまんべんなく塩をふり一分放置!
③きっちりと水分をきり、余分な水分をキッチンペーパーでふき取る。
④密閉容器やジップロックなどに入れしっかり密閉
これだけです!
包丁で切るのが面倒だわ…なんて時はスライサーやピーラーが役に立ちますよ♪
食べるときは塩気が強いので軽く洗ってからお召し上がりください。
冷蔵庫で1週間程保存可能です。
キュウリをそのまま冷凍保存する方法と解凍方法
冷蔵庫では塩に漬けても1週間しか保存できませんが、もっと保存しておく方法もあります。
それはきゅうりの冷凍保存です!
ただ冷凍保存となると本当においしく食べれるのか不安ですよね。
もちろん買ってきたばかりのシャキシャキ感は味わえませんし、解凍後は柔らかくなって、シナシナになります。
だからと言ってあなどってはいけません!酢の物やあえ物、ポテトサラダに大活躍しますよ♪
この保存方法なら約1か月保存可能なのです!
いざというときにちょこっと使う冷凍庫の常備菜にくわえてみませんか?
注意点は解凍方法です。
きゅうりを解凍する際は必ず、常温解凍か、冷蔵庫での解凍をしてください。
熱にも弱く、湿気にも弱いきゅうりは電子レンジでの解凍や流水解凍をしてしまうと数少ない栄養素がなくなってしまいます。
困ったときは塩頼り♪ですね!
きゅうりをシャキシャキに復活させる方法
冷蔵庫で長期間保存したきゅうりはふにゃふにゃになります。
このふにゃふにゃをシャキシャキに復活させる方法があるのはご存じでしたでしょうか。
きゅうりをシャキシャキに戻すためにすることは、氷水につけるだけです。
氷水につけておく時間の目安は「10分~20分」。だいたい氷が溶けるくらいの時間です。
塩麹で漬けたきゅうりの塩麴漬けの保存期間はどのくらい?
まだ、きゅうりのおすすめの保存方法はあります。それは塩麹です。
塩麹は家庭で簡単に作ることが出来る調味料で有名ですよね。
お肉を漬けたり、お魚を漬けたりして、きゅうりを漬ける場合は塩もみは不要です!
お好みの大きさに切って袋に入れて寝かせれば出来上がる簡単さ。
旦那さんのお酒のお供にぱぱっと出せて簡単な常備菜になるはずです。
さて、そんなきゅうりの塩麴漬けの保存期間ですが、冷蔵庫で約1週間です。
きゅうりを塩麴に漬けておけば色々なアレンジも可能です。
たとえば、きゅうりの塩麴漬けにお好みでニンニクとごま油を入れたら中華風に!
サンドイッチに入れて簡単ランチに!
こんな風に、なんか一品足りないなんて時にささっと出していただきます♪
保存期間は1週間ですが、1週間でも色々な変身を遂げてくれる万能常備菜です。
きゅうりを美味しく長持ちさせる冷蔵庫での保存方法まとめ
今回は冷蔵庫で、キュウリを美味しく長持ちさせる保存方法を紹介しました。
きゅうりは、6月~9月が旬になります。
今回紹介した保存方法でいろいろなきゅうりを味わって楽しんでみてください。
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