【お歳暮】喪中の方への贈り物や、自分が喪中の場合のお返しマナー

 

この記事ではお歳暮を贈る時期や、相手や自分が喪中などの場合のマナーをまとめるとともに、今年のお歳暮にオススメの商品を紹介します。

仕事やプライベートの関わりの中で、今年一年お世話になった方々への感謝の気持ちを込めた贈り物を「お歳暮」といいます。

お歳暮は、ただ商品を送ればいいというものではありません。

送る時期がずれていたり、喜んでもらえると思って贈ったはずが実はマナー違反だったなんてことも起こりやすいです。

そんな失敗を起こさないために、私が、昔お歳暮を売っていた経験から学んだ事を中心に紹介していきたいと思います。

今回は「お歳暮・お中元の意味や正しい送る時期」、「知っておきたいお歳暮の喪中に関するマナー」、「2018年のお歳暮人気ギフトランキング」の3本立てで、お送りします。

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お歳暮(おせいぼ)の由来や意味とは

「お歳暮」は、元々、年の暮れや歳末という意味で使われていた言葉です。

年の暮れに今年一年お世話になった方へ贈答品を届ける行事(歳暮回り(さいぼまわり))から派生して贈答品そのものを「お歳暮(おせいぼ)」と呼ぶようになり、贈り物をする文化として定着しました。

じつは贈る時期が異なるだけで、「お中元」も「お歳暮」と同じことを意味します

お歳暮やお中元の時期はいつからいつまでに贈る?

お歳暮の時期(関東地方)

一般的に、12月上旬〜12月20日です。

ただし、正月のおせち料理に使う品などは、年末ぎりぎりに送るなど時期をずらしてもマナー違反にはなりません。

地域により数日異なりますが、ほとんど同じです。できれば12月10日〜12月20日の間に感謝を込めて贈りましょう。

お中元の時期(関東地方)

ちなみにお中元は、7月上旬〜7月15日です。

なお、関東地方以外のお歳暮、お中元の時期の詳細は、以下の記事を参考にしてみてください。

お歳暮を贈る時期が過ぎた時の対応

渡すつもりでいたけれども、気づいたら贈る時期を過ぎてしまったなんてこともありますよね。

もし、お歳暮の時期を過ぎても贈り物をしたい場合には、「御年賀」や「寒中見舞い」として時期をずらして贈るのもアリです。

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お歳暮を贈る際のマナーとは

お歳暮で贈る商品に関するマナー

贈る品を考える上で、大切な点は3点です。

①高すぎる商品を贈らないこと

お歳暮を贈る時の相場は3,000円〜5,000円が目安です。ただし、気持ちの問題でもあるので、値段はどのくらいお世話になったかによって10,000円くらいまであげてもよいです。

しかし、あまりにも高価なモノを贈っても相手に気を使わせてしまうので気をつけましょう。

②相手の好き嫌い

相手の好物が分かるのならば、それを贈るのが一番です。人間、大好物なものなら毎年同じモノを貰っても嬉しいでしょう。

逆に嫌いなモノやアレルギーが分かるのならば、それだけは絶対に避けましょう!例えば、たまごアレルギーの人にたまごを贈ったら、かえって残念な思いをさせてしまいます。

③賞味期限が長い物

また、生ものなど賞味期限が数日程度の商品の場合、受取主が不在で、後日再配達などした時に賞味期限が切れてしまうと残念です。

そのため、賞味期限が長期間の商品を選ぶか、贈る前に在宅状況を電話などして確認しましょう。

お歳暮を贈る相手の職業に関するマナー

贈ろうと思った相手の職業が、政治家や公務員や公立学校の先生の場合には、お歳暮を贈るのは控えましょう。

その理由は、「公職選挙法」や「公務員規定」に抵触する可能性があるからです。

細かいことをいえば、この場合受け取った側に迷惑をかけてしまいます。

喪中の方への贈り物や自分が喪中の場合のお歳暮のお返しのマナー

もしも、喪中だった場合、お歳暮は控えるべきなのでしょうか?

じつは、相手や自分が喪中の時には気をつけたいことがいくつかあるので、ここでは相手が喪中だった場合の対応と自分が喪中の場合の対応を紹介します。

贈り相手が喪中の場合のマナー

お世話になった当人が亡くなった場合、一般的にはお歳暮を贈ることをやめるのがいいでしょう。

喪中である故人のご家族の気持ちを配慮し、故人宛てにお歳暮を贈るのは控えましょう。

もしもそれでも贈りたい場合には、手紙を添えるといいでしょう。

その時に同封する手紙には「お祝いの言葉」は使用しないように注意が必要です。

自分が喪中の場合のお歳暮のお返しのマナー

自分の家族が喪中の時にお歳暮が贈られてきた場合には、お礼状を出すのがマナーです。

そのお礼状には贈り物のお礼と当人が亡くなったことを知らせる内容にしましょう。

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お歳暮におすすめの2018年ギフト人気ランキング

せっかく贈るなら受け取った相手に喜んでもらいたいですよね!?

先に述べたとおり、渡す相手の好きな物が分かればそれを渡すのが一番いいと思います。

もし、好物が分からない場合は、これから紹介するランキングをもとに贈り物の検討をしてみてください。

これから紹介するランクのどの順位の商品だとしても、有名メーカーや老舗ブランドなどはやっぱり人気です。その他なかなか手に入りにくいと言う理由からも、地域限定商品を贈ると喜ばれます。

また、その年の流行・トレンドをしっかり押さえた贈り物も喜ばれますので、しっかり検討していきましょう。

では、そんな贈った相手に喜ばれる商品に絞って紹介していきます。

第8位:スイーツ・お菓子

お子さんがいる家庭なら、お菓子の詰め合わせなどがオススメです。子供まで楽しんでいただけれる物って中々無いですからね。

好みが分からない場合は、お子さんがいる家庭は「洋菓子」、いない家庭は普段食べる機会の少ない「和菓子」にするといいです。

なかでも「伊藤久右衛門」のギフトはお歳暮に大人気です。

 

第7位:コーヒー・紅茶

コーヒーや紅茶が好きな人って、習慣になっているので、毎日飲んでいただけます。たくさんあっても困るものでない定番のギフトです。

「スタバのギフト」はアマゾンや楽天でいつもベストセラーになるほど人気なので、贈ったら喜ばれますよ。

 

第6位:洗濯洗剤

お歳暮を販売していると、自分用にもお歳暮を買うことになります。そんな時に私が自宅用に買ったのが、洗濯洗剤です。

なぜ、洗剤を買ったかというと、理由は2点です。

・賞味期限とかがなく日持ちするから
・洗剤はなかなか重いけど、半年分くらい郵送でいっぺんに届くから

人によっては、大変多くの方からお歳暮を貰う方もいます。そんな方にみんなが揃って果物や水産物などを贈ると貰った方も消費するのに忙しくて大変です。

その点、洗剤なら急ぐ必要もないですし、配達もしてくれるので、しばらくの間洗剤を購入しにいく手間も省けて喜ばれると思います。

 

ちなみに洗剤などはお歳暮に限らず、通販などで大量に買った方が安いし、薬局などでバラバラ持って帰るよりも楽なのでおすすめです。

第5位:食用油

油も洗剤と全く同じ理由で人気があります。

さらに食用油でいえば、普段スーパーなどでは買わないような少しリッチな油(オリーブオイルなど)を贈ると喜ばれると思います。お金持ちの方でも食用油に普段からお金を費やす人はなかなかいないですからね。

 

第4位:果物・農作物

お歳暮の試食販売していた時に感じた事ですが、一番試食していただけるし、そこから購入に繋がるのが「果物」でした。

それだけプレゼントとして人気ってことですね。

特に、旬な果物(冬の果物)や住んでいる県の有名な果物を贈ることで非常に喜ばれます!

冬に贈る果物で人気なのは、やっぱり愛媛の「みかん」です。

 

第3位:高級な蟹(カニ)

水産品も人気が高い商品ですが、特にカニの人気は凄いです。自分がもらったらテンションあがりますもんね♪

その他にも普段高くてなかなか自分では買わないウニ、イクラ、フグ、伊勢海老なども人気です。特に冬場は冷え込むので、鍋する機会が増えますので、生の魚介類を贈ってあげましょう。

通販で買えるところだとここがおすすめです。

こちらのサイトは、「たらば蟹」、「ずわい蟹」、「毛蟹」の好きな種類も選べるし、全てを混ぜたセットも選べます。また、ボイルや生冷凍なども選べてオススメです。

もし、相手の都合が分からないなどの場合には、缶詰であれば日持ちもするので、缶詰を送ってあげるのもアリです。

第2位:ハムやソーセージなど加工肉

お中元やお歳暮といったら、ハムのイメージがすごく高いですよね。

ハムやソーセージって美味しいものと不味いものってすごく差が出ます。

ですから、美味しい物を必ず贈るようにしましょう。

 

 

第1位:商品券・ギフト券・ギフトカタログ

最近の結婚式の引出物でもそうですが、ギフトカタログは、貰った人が自由に好きなものを選べると言うことから一番人気です。

また、相手の好きなものが分からなくても、考えなくても済むので、送る側の自分も楽チンです。

商品券やギフト券も後日好きなものを買い物できるので、やっぱり喜ばれます。

カタログギフトでオススメなのが、「千趣会」です。

5800円相当のコースが4500円で買えてしまいます。

他にも3000円のコースなどもあるので、予算に合わせて以下から探してみてください。

 

以上がおすすめのお歳暮のギフトになります。

喜ばれる商品を選ぶ秘訣は、普段なかなか自分では買わないもの、買えないもの(地方の物産など)です。

特に日持ちしない商品を贈る場合は、相手の都合もよく把握した上で贈ることをおすすめします。

 

お歳暮まとめ

今回は、お歳暮の正しい時期、マナー、人気の商品について解説してきました。

これから準備しようとしていたあなたのお役に少しでもなれたら幸いです。

何度も言いますが、お歳暮などプレゼントを贈るときに喜ばれる秘訣は、『普段自分ではなかなか買わないモノ』をプレゼントすることです。

お中元やお歳暮について、いつまでに準備する必要があるかは、以下の記事も参考にしてみてください。

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