この記事では、スノードームの瓶に空気が入ってしまった時の気泡の抜き方をまとめました。
お土産屋さんや雑貨屋さんによく並んでいるスノードーム。みなさん一度は目にしたことがあるのでは?
最近ではTVで某ジャニーズのタレントさんがスノードームを集めているという事を言っていたりして、密かに集めている方も多いのではないでしょうか。また、お子さんの修学旅行のお土産などに、もらったお父さんやお母さんも多いかと思います。
でも、このスノードーム、貰ったらどこに置いていますか?
窓辺に置いておくと、スノードームはいつの間にか空気が瓶の中に入っていて、ちょっと不恰好になっていることがあります。
そうすると、お子さんに「この空気取ってー!」と理不尽な(笑)お願いをされているお父さんも少なからずいるのではないかと…
そこで、今回はスノードームの気泡の抜き方についてご紹介させていただきます。
目次
スノードームの気泡の抜き方!空気が瓶に入ってしまった時の修理方法
まず、大前提として、気泡が入っていても何の問題もありません。
日当たりが良く、暖かいところに置いておくことで生じる現象だと言われています。
なんとなく窓辺の方においてみたり、キラキラするときれいなので日が当たるところに置いていたりしちゃいますよねー。
気泡ができる流れとしては、
日当たりの良いところに置く
↓
中の水が膨張する
↓
水が少し漏れた後、
また気温が下がって水が冷える
↓
収縮した時に空気を吸い込む
ということです。
もちろん、それ以外にも経年劣化で急に現れたりすることもあるそう。他の説では、温度変化で形状に微妙な歪みが発生するのが原因とすることもありますが、明確な理由や改善は今のところできないようです。
「えっ!?じゃあスノードームは気泡が入ったまま放置するしかない?気泡を消す方法はないの?」
とお考えの方は、数パターンのやり方で問題を解決することができますので、順番に紹介しますね。
スノードームの気泡の抜き方1:水を補給する
スノードームを作成した人ならわかると思うのですが、スノードームは大きく分けて台座・ドーム・栓・スノードーム用パウダーと水で構成されています。
(全部のスノードームに栓がついているかどうかは保証できません。あしからず。)
その栓を外して、気泡を出しつつ水を補給します。
そしてまた栓をするという簡単な作業で気泡が抜ける場合もあるようです。
ちなみに、この際の水は通常の水道水を注ぐ方が良いようです。浄水器等の水ですと、濁ったりすることもあるようです。
また、食器用の中性洗剤を1、2滴入れるとスノードーム内のラメがきれいにゆっくりと舞うようになります。
ちなみに、こちらの食器用洗剤はとても手肌に優しいので私のおすすめ♪荒れやすい人は見てみてください。
スノードームの気泡の抜き方2:湯につける
少し熱めのお湯にスノードームを逆にして漬けます。
スノードームの中の水が、外側からのお湯に暖められることによって、膨張するときに空気が出ていく場合もあります。
「もう気泡が入ってしまったし、捨ててしまおう。」と思っているお父さんお母さん、少し待っていただいてこの①か②のやり方をやってみてくださいね。
先ほどから申し上げている通り、すべてのスノードームに当てはまるわけではないので、完全に気泡がなくなるという訳ではないかもしれませんが、試してみる価値は存分にあります!
スノードームに気泡が入ることをエンジェルリングという
ところで、話は少し逸れますが、この「スノードームに気泡が入る」という完全には解明されていない現象のことを、スノードームコレクターの間や、日本スノードーム協会によると、「エンジェル・リング」や「天使の悪戯」と呼ばれているそうです。
人間や科学的な要素ではなく、天使がしたことであると思えば気泡もかわいく見える、かもしれませんね。
ですので、捨てようと思っているお父さん、お母さん方、一回思い直してみてください。
そのスノードームを購入したとき、貰った時の思い出を。
気泡とともに、思い出も降り積もっていくと考えてみてはどうでしょうか。
スノードームに空気が入ってしまったけど直し方はある?捨てるべき?気泡を消す方法まとめ
「スノードームの気泡は、気にしない方はそのままで!」という人は多くいます。
先ほど述べた「エンジェル・リング」の話もそうですし、むやみに抜いてしまって中に入れてある飾りがずれてしまってもいけませんしね。
しかし、「どうしても気になる!!」という方や、お子さんと一緒に気泡を直してみたい、という方には①の水を補給するやり方がベストかなと思います。
栓を抜く際は気を付けてくださいね。
そして、お子さんと一緒にぜひスノードームを作成してみてはいかがでしょうか?
今回の対処法を調べていると案外簡単にスノードームは作れるようです。材料等も100円ショップで購入できるものばかりです。小学生のお子さんをお持ちの方などは夏休みの自由研究などにもうってつけだと思います。
日光などに照らされてキラキラしているスノードーム、いつまでも楽しんでいたいですよね。気泡が入った際は水を入れ替えたりしてずっと楽しんでみてください。