この記事では、バルサンとアースレッドそれぞれについてメリット・デメリットをまとめました。
部屋の虫を駆除するタイプの殺虫剤にはバルサンやアースレッドが有名ですね。
どっちも煙を出すタイプや霧タイプなどありますが、ゴキブリ駆除はバルサンを選んだほうがいいと思います。
初心者は不安も多いと思うので、部屋別の種類が出ているアースレッドがお勧めです。
アースレッドにはダニ駆除専用のものも出ているので、ダニにお悩みの方はこちらを選ぶ方がいいです。
煙タイプと霧タイプで同時併用すると、火災の恐れがあるのでそれだけは注意してください。
注意事項も含め、バルサンとアースレッドのおすすめの使い方を紹介します。
目次
バルサンとアースレッドの違いとは
バルサンとアースレッドは別な商品ですが、何か違いがあるの?って疑問が出てきます。
バルサンは、ライオンが出している煙や霧でゴキブリ、ダニ、ノミを駆除する製品です。
アースレッドはアース製薬が出している煙や霧でゴキブリ、ダニ、ノミを駆除する製品です。
あれ?会社名が違うだけで内容はだいたい同じみたいですね。歴史で言えばバルサンのほうが先ですけど。
食器用洗剤を全部ママレモンと呼んでいた昔と同じで、ゴキブリ駆除する商品全部をバルサンって呼んでたりしますよね。
特に年配の方はアースレッド使っててもバルサンって呼んでたりします(笑)
2つの商品は成分としてはさほど差はないと思います。ただ、アースレッドのほうが虫別や部屋別で豊富に揃っていますね。
バルサンはゴキブリだけに特化した強力タイプと、ゴキブリ・ダニ・ノミなど虫全般に効く総合タイプくらいの種類分けなので、部屋別やマンションアパート・一戸建てタイプなどがあるアースレッドの方が、初心者としては親切です。
ゴキブリを駆除したい場合に、総合タイプを使うとやはりちょっと成分が弱いのか、あまり効かないという人がいるので、ゴキブリだけに悩んでいる場合は、バルサンを使いましょう。
アースレッドはダニ専用タイプがあるので、ダニに悩んでいる人はこちらを選ぶと間違いないです。
バルサンとアースレッドは同時使用できる?併用する場合の注意点
どちらも似ている効果とはいえ、別なメーカーを同時に使うのはやめた方がいいと思います。
今では、害虫ごとで違う製品が出ていたり、煙タイプや霧タイプ、水タイプなど種類が豊富に揃っていて助かります。
しかし、煙タイプは火を使っていますので煙で火災報知機が作動する恐れがあります。
また、霧タイプは煙がでないので火災報知機は問題ないですが、ガスを出すので、キッチンにあるガス検知器が作動する恐れがあります。
バルサンとアースレッドの併用での注意というよりは、この二種類のタイプを同時に使うと火事になる恐れがあるということを覚えておいてください。
霧タイプのガスに煙タイプの火が引火して発火する可能性があるそうで、それだけは注意してくださいね。
同じ部屋に使うのではなくて、部屋が別なら同時使用でも大丈夫です。広い部屋だからといくつも違うメーカーのを使うのではなく、広い部屋用のもありますので、そちらを選んでください。
バルサンやアースレッドを使うおすすめの時期やタイミングとは
ゴキブリには9月頃
バルサンやアースレッドを使うのに適した時期ですが、虫が繁殖するのは暖かい時期ですよね。
ゴキブリを駆除したい場合、春から夏にかけて卵を産んではふ化しての繰り返しで大繁殖するわけですが、寒くなってくるとどこかに隠れてしまいます。
その前にバルサンやアースレッドで大掃除するのが大事です。
9月の終わりとか10月とかちょっと涼しくなってくると産卵もしなくなってくるので、この時に駆除しておけば翌年にはいなくなっている可能性が高いです。
ちなみに、ゴキブリの卵にはバルサンもアースレッドも効果がないので、一度駆除してから、卵がふ化する2週間後くらいにもう一度駆除するとさらに効果的です。
ダニやノミには6月頃
ダニはゴキブリとは違って、梅雨時期に一番繁殖します。そうなると人間は刺されるのですぐ駆除しないといけません。
蒸し暑く、雨のせいで窓がしめっきりの部屋などダニは大好きですからね。
フローリングの部屋だとそんなに増えませんが、そういううちはだいたいカーペット敷いてますよね。
カーぺットの中はとっても温かくて快適なので、どんどん増えます。
畳の中も同様で、畳にカーペットを敷いた日にはとんでもない数のダニが見つかります。
そんなわけで、ダニやノミは6月頃がおすすめです。
バルサンとアースレッドでダニやゴキブリにおすすめまとめ
バルサンとアースレッドの違いについてまとめてみましたが、ゴキブリにはやはり昔からなじみのあるバルサンがおすすめですね。
ダニに関してはどっちを使ってもいいと思います。
どちらも煙・霧・水タイプ揃ってますので、お好みで使い分けてください。
煙のほうが部屋のすみずみまで行き届くので、裏のほうに潜んでいるゴキブリには効果的です。
マンションなどは煙で火事と間違われるのが怖いということで、霧タイプや水タイプを選ぶ方が多いです。
どのタイプを使っても、ペットや寝具類は移動して、電化製品にはカバーをかけ、換気30分以上、掃除機かけや拭き掃除などはちゃんと行ってくださいね。
成分が口に入ると中毒を起こすそうなので、それだけは忘れずに。
それでは憎き害虫を駆除してすっきりした生活をおくりましょう!
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